ダンボーの北海道ふれあいの旅。2019年の9月上旬に立ち寄ってみたのは弟子屈町。日本最大のカルデラ湖である屈斜路湖のほとりへと。クッシーとのふれあいを求めて立ち寄った砂湯レストハウス。
日本最大のカルデラ湖と言われる屈斜路湖。火山地帯にある湖でもあり、湖の周辺にはいくつかの温泉も湧き出る場所。
そんななか珍しくも面白い場所が砂湯と呼ばれる場所。湖畔の砂を掘れば、温泉が湧き出てきて自然天然の足湯が楽しめる不思議な場所。
あったかいの ふしぎー
こころなしか、湖のほとりを歩くと、なんとなく水も温かい。
さてさて、屈斜路湖において1970年代に急に話題になり始めたのが、巨大生物と噂されるクッシー。ある意味おおらかな時代だった頃のオカルトブームに乗ってひろまった謎の生物。
あっちにクッシーいるはずなの
1973年、藻琴山へと遠足に行っていた40人ほどの中学生が目撃したという話が広がり、クッシーの存在が全国に知られるようになったという。1970年代には目撃情報がいくつか寄せられ、ネス湖のネッシーをなぞるように、首長竜の生き残りという噂も立つようになっていった。
こっちー
砂湯レストハウスの前には、そのクッシーがいると言うお話を聞いたので立ち寄ってみた夕暮れのレストハウス。
あれぇ....
ここにいるはずだったんだけど。
いないの....
会いたかったのにー
暗くなると、というか、お店が閉まると、クッシーはお家に帰っちゃうみたい。
ね。
暗くなっちゃって、クッシーに会えなかった翌日。
同じ場所を再訪問。
あ。
クッシーがいた。
クッシーいたぁ
かわいらしいんだけど。
思っていたよりも、なんというか、
思っていたけれど、チーなんとかという言葉が浮かんじゃうけれど、でも、かわいらしい。
銅像や彫刻みたいなものをイメージしていたけれど、ちょっと違った。
屈斜路湖は賛成が高めな湖のため、そもそも魚とかの生物はあまり住んではいないらしい。昭和初期には魚類がほぼほぼ全滅していたとか。
そういうこともあって、エサになる魚が少ないため、屈斜路湖自体には巨大生物がすむ可能性はきわめて低いという。
ここ最近は目撃情報もなく、世代によっては「クッシーって何?」という人たちもいるくらい。
実際に住んでいるかどうかは別にして、こういうオカルトの名残と夢は、なんだか楽しい。
周囲でクッシーを話題が出たときに、そもそもクッシーの存在を知らない人から「クッシーっているんですか?」と聞かれて、答え方に困ってしまった。「いるよ。でも、いないよ」って。
おやつ食べる?
レストハウスは軽食なんかも食べられる場所。アメリカンドックがあったので、頼んでみた。
道東のアメリカンドッグと言えば砂糖が標準形。
とはいえ、買うときに「ケチャップで良いですか?」とお店の人に聞かれるくらいで、ほんとに砂糖が普通なのか分からなくなっちゃった。
「砂糖で」と言ったら、ケチャップで出てきちゃって1本おまけしてくれたけど、ノーマル形が砂糖なのは、道東でも限定的なのかなぁ。
元気でね
クッシーともお別れ。またいつかね。
【場所(レストハウスとしています)】
【弟子屈町 屈斜路湖砂湯のクッシー】
【訪問日:2019.09.08他】