ダンボーの北海道さまよい歩きの旅、2020年の6月上旬に立ち寄ってみたのは札幌市の百合が原公園。咲き広がる百合の花と、お花畑の中を進むリリートレインで有名らしい百合が原公園。だけど、この日は藤の花探しになった日。
札幌市の北区にある百合が原公園は、25.4ヘクタールの面積を持つ花々にあふれる庭園的な公園。約6400種類ともいわれる植物が敷地内に育てられ、百合の花は約100種類にも及ぶという、百合の花で知られている総合公園。
この日は、百合が原公園はライラックの隠れた名所と聞いて立ち寄ってみたのだけれど、どこに咲いているのかが分からずにうろうろ。
そんなときに見つけた藤の花。
百合が原公園にある藤の花は、大きく分けて3つあるみたいで。1つは大きめの藤棚、そして1つは世界の庭園につながる藤のトンネル。
そして1つがこちらの小さめの藤棚。
園内マップににも掲載されていない小さな藤棚。大き目の藤棚からも、さほど離れてはいない。
だからか、あまり周囲にも人が少なめで、静かな雰囲気漂う藤の花。
他の木々に囲まれている中に、ひっそりと佇んでいる藤の花。藤棚の下にはベンチもあるので、座っていると、風の揺らぎに誘われて、藤の花の香りが天から降り注ぐ感じ。
なんだかいい雰囲気。気分は森の中の藤のオアシス。
藤棚の迫力としては大きめの藤棚のほうがはるかに勝るけれど、ひっそりとした隠れスポット的な味わいで。
静かな雰囲気と、ゆらいで漂う藤の香りがとってもいい感じ。
風に揺らぐ花を見ているのもいい感じ。
日が差し込めば、もっともっといい感じに。
このくらいの藤棚であれば、いろんな所で見ることができそうだけれども。大き目の藤棚と合わせて、雰囲気の違いを楽しんでみるのも、また一興。行くことがあるならば、こちらの小さめの藤棚を愛でてみるのもよいのではないかと。
こじんまりとしていても、美しさと香りにつつまれながら、太陽が夕日に変わっていくのを眺めるのも、癒しのひと時になりそうです。
【場所(この辺だった記憶。ズレてるかもしれません)】
【札幌市 百合が原公園のミニ藤棚】
【訪問日:2020.06.07】