ダンボーの北海道さすらいの旅。2019年の10月中旬に立ち寄ってみたのは札幌市の定山渓。秋も深まる定山渓の色濃く染まった樹木の中、二見吊橋付近の散策路でのかっぱ巡りのぶらりお散歩。
札幌市内でも屈指の紅葉名所とされる定山渓。秋の色に覆われていた定山渓温泉街を温泉めぐりではなくて、かっぱ巡りをしながらのぶらり散歩。
川沿いを歩く、二見吊橋やかっぱ淵方面へと続く散策路を通りながらの巡り歩き。
夕日もかなり傾いてしまったので、かっぱ淵まではいけないなぁなんて思いながら。
まずはかっぱ大王にご挨拶。
和風というよりも、どことなくアジア系の風格を感じてしまうかっぱ大王。屋根付きのおうちに座っているあたり、他のかっぱとは違ってちょっと格上。
側転かっぱの「ころんころん」。
湖畔沿いに立っている(?)、ころんころん。バランス悪そうだけれども、安定感抜群。
ちょっとどころではなく古びているけれど、水飲み場もかっぱさん。
正直なところ、水を飲むには心配しちゃうところがあるけれど、手を洗うのは大丈夫そう。
定山渓の紅葉写真でよく見かけるのが、豊平川にかかる赤い吊橋、二見吊橋。
二見吊橋のあたりから上流付近にある場所が、伝説の残されるかっぱ淵。
かっぱさん、1人でもこわくないもん。
むかし、ダムができる以前は豊平川を流れる水量は極めて多く、住み着く魚もまた多かったという。道路工事に従事していた青年が釣を楽しんでいたところ、足を滑られたわけでもないのに岩から川へと引き込まれるように落ち、水の中へと沈んでいった。
1年を過ぎた一周忌の夜、その青年が父親の枕元に立ち「かっぱの妻と子どもたちと、一緒に楽しく暮らしている」ことを告げ、その姿を再び消したという。
河童に魅せられたのか、河童に見初められたのか定かではないが、青年の姿は二度と見かけることはなくなったという。
そんな言い伝えが残されていて、定山渓は河童の街となったらしい。
さてさて暗くもなってきたので。
そろそろ帰るよ
うん
一方その頃、二見吊橋付近では。
ひいぃぃぃぃぃぃぃぃ
つかまるぅぅぅぅぅ
ばいばい
またね
たすけてぇー
「アー・イタイタ」。どことなく目がサイコパス…
お尻も人気のカッパさん。
【場所(散策路付近の二見公園にしています)】
【札幌市 定山渓二見吊橋付近】
【訪問日:2019.10.20】