ダンボーの北海道さすらいの旅。2018年の8月に立ち寄ってみたのは檜山地方の上ノ国町。夕日がきれいに見えるという道の駅・上ノ国町もんじゅの裏手に広がる遊歩道へと。
道の駅の裏手から海に面した断崖を通るようにつくられている遊歩道。珍しく夕日が落ちる前にたどり着いたけれど、写真の技術が足りてない…
道の駅もんじゅのある前浜という地域は、かつては「文殊浜」と呼ばれていた地域。
漁師が漁に出て、船の上から浜の方を眺めると、浜に佇む岩の形が知恵の仏・文殊菩薩の姿に似て見えたらしい。
そのことから「もんじゅ岩」と呼ばれるようになり、浜全体も「文殊浜」と呼ばれていたという。
そして遊歩道の途中にある窓岩。季節とタイミングが合えば、窓岩の窓から夕日が見えることもあるみたい。
窓岩の上面は階段のようになっており、海の神の龍神が山の女神に会いに行くときに通る道ともいわれ、別名を「神の道」ともいう、パワースポットのひとつに数えられるという噂。
遊歩道そのものはけっこうな急階段ぽいところもあるので、足元にはご注意を。
なんて、ちょこまかと周っているうちに夕日はどんどん沈んでいく。
日本海側の夕日は、さえぎるもののない水面へと赤い光りが落ちていく。
もんじゅの一帯から見る夕日は、かつて北海道ウォーカーの感動絶景部門で金賞を受賞したことがあるみたい。
僕の写真はともかくとして、実際の景色はかなり美しき世界。
沈み始めると、もうあっという間。
ばいばい
いなくなっちゃったよ
沈んだ後に海と空とが赤く染まることもあるらしいけれど、この日はそこまでじゃなかったけれど。
沈んでしまうとすぐに夕暮れ。夜の遊歩道は危なそうなので、足元が見えるうちに帰ります。暗くなって上り下りするときは、懐中電灯が必須かな。
またこようね
ね
【場所】
【上ノ国町 道の駅・もんじゅの遊歩道から】
【訪問日:2018.08.18】