ダンボーの北海道めぐり旅、2018年の7月に訪ねてみたのは北海道の檜山地方、奇岩ロードでおなじみの日本海に面したせたな町。この日、せたな町の海沿いを南側から北側へと車を走らせながらたどり着いた太田神社の拝殿。本殿に行くのは無理だけど、せめて国道沿いの鳥居くらいは目の前で眺めてみたくて。
太田神社は道南五大霊場のひとつにも数えられえる、北海道最古の歴史を持つ山岳霊場。そしてここは「日本一危険な神社」と呼ばれる神社。
下の緑が道路沿いの鳥居、右上のほうの青丸が本殿のあるあたり。本殿への道は参拝というよりも、登山、冒険、いや修行という言葉が似合う。
鳥居を瀬に海を見ると、そこは鳥たちのお食事場。おいしそうなもの食べてそう。
鳥居前、この場所は道路本道からちょっとはずれて駐車帯のようにもなっているので、もしこれから修行に向かってみる人は、この鳥居周辺に駐車。
名前 ちがうよ?
太田山神社と書いてあるけれど、正しくは太田神社。一説によると、「太田山神社」間違え名称が書かれたまま寄贈されてしまったけれど、名前が違っていても寄付していただいた気持ちを大切にしようということで、そのまま設置されたらしい。
鳥居をくぐって待ち構えるのは長く急な階段。日本一危険な神社からの、いきなりの洗礼。なんというか、角度がすでに階段じゃない。なんか長い長い脚立感。
ちょっと いってみよーよ
そびえたつように伸びる階段は139段。ほんのちょっとだけのぼってみたけれど、真ん中のロープの大切さがよく分かる。
一段一段も狭いし、角度も急。転ぶとほぼほぼ間違いなく転落。
こわい。。。
階段と言うよりも、城壁という雰囲気が。そして驚くことに、
さらに急になっていく。階段の斜度は平均45度、最大50度という話。
この日はここまでで断念。勢いで行く場所じゃないし、行ける年でもない。相当な覚悟を決めないと。
この先はこれ以上に過酷な道を歩む参道。自己責任で行く旨の注意書きもある参道。そしてそこは熊とマムシの生息地。最後の最後には鉄の鎖でできたはしごを使って崖を上ることになるという。
来年、いや、再来年までには..チャレンジしてみたいけれど。。。
ちなみにこのまま海沿いを北へと向かおうとしたら、
後から調べたら、この先の道は落石で通行止めになっていたみたい。今は復旧しているけれど、天気が悪いとすぐに通行止めになってしまうみたいです。
【場所】
【せたな町 太田神社鳥居にて】
【訪問日:2018.07.21】