ダンボーの北海道めぐり旅、9月の下旬に訪ねてみたのは千歳市に二つあるヒマワリの名所のひとつ、パレットの丘。
花咲く丘というと、美瑛・富良野方面が頭に浮かぶけれども、空港の町・千歳もまた花咲く丘を有する町。
千歳市のひまわりの名所というと、ひとつは8月上旬ごろに見ごろを迎える小川農場のひまわり迷路。そしてもうひとつがこちら、夏ではなく秋に見ごろを迎えるパレットの丘。
国道337号線からグレート札幌ゴルフ方面へと分岐して由仁方面へと向かう道。ゴルフ場脇の高く繁った薄暗い並木道を通り抜けた先、視界が開けたと思った途端に黄色い世界が現れる。そこがこのパレットの丘。
波状丘陵地帯と呼ばれるこの地域、例年9月下旬から10月上旬には秋に花咲くひまわり畑が一面に広がる場所。
天気がよければもっと光り輝いて見えただろうに、この日は青空は見えるけれども、太陽はほぼほぼ厚い雲の中。ちなみに去年も小雨だった。
こちらのひまわりは、いわゆる肥料用。土壌改善なども目指して、小麦などの農作物の刈り取りが終わった後で、植えられるらしい。
丘の上から、あるいは丘の下から、どちらから見ても広大なひまわり畑。年度によっては異なるかもしれないけれど、道の両脇に広がるひまわり畑。
どちらかというと背は低めのひまわりなので、丘の下から見ても、目線の高さで広がってく。
北竜町のひまわり畑とは、また少しひと味違う感じ。
秋に咲くひまわりというと壮瞥町のひまわり畑が頭に浮かぶけれど、規模としてはパレットの丘のほうが格段に上。比較はいけないかもしれないけれど。
全体的にひまわりは丘の下方面向き。北竜町での解説では「基本的にみんな日の出のほうを向く」とのこと。ときどき、変わり者がいるらしいけれど。
たぶん出かけた日は満開の頃だったと思うけれど、ほとんどの花がぱっと開いていて。
お天気はともかくとして、ちょうど見ごろのときに行けたような気がする。
ただ。ぼーっと眺めていると、蜂が大量に飛んでいたりするので、ときどき焦る。
さて、そんなパレットの丘。
この日は路上駐車が多くて通行のさまたげになっていたためか、観にパトカー何度も巡回中。
停まっている車がいなかったら許容されるかもしれないけれど、この日は時間が立つと大量の駐車が発生。
パレットの丘には常設の駐車場はないけれど、ひまわりの開花時期には、丘の道を下っていったところにある今忍農場が臨時駐車場を設けていただいているので、素直にそちらを利用するのがよろしいかと(20台程度は停められると思います)。
ちなみに去年行ったときは、
連作を避けているのか、毎年同じような畑広がるわけではなさそうです。
去年と今年では、メインの畑が道の反対側になっていたりするので、毎年趣が変わるかも。
さて。こちらのパレットの丘、秋にはひまわり、初夏にはキガラシの花が並ぶという話。来年はそれも見てみたいかも。
今年は秋にしか来なかったけれど、来年はキガラシの季節にもチャレンジかな。
そんなところで、今年のひまわりにお別れ。
【場所】
【千歳市 パレットの丘】
【訪問日:2019.09.29】