せたな町の海岸沿いの追分ソーランライン。大成地区から続く海岸線は、有名な親子熊岩をはじめとして、数々の奇岩が海沿いに立ちならぶ奇岩ロード。
海岸沿いをちまちまと歩いていると、長磯トンネルを南側から北側へと抜けたあたり。
何ともいえない山側の崖肌の風景と海に囲まれる、その道沿い。
ホラー映画の何かの象徴に出てきそうな岩の感じが、たまらなく素敵。
そんな風景が迫ってくる中、海側にはでっかい岩が現われる。
南側から見るとでっかい岩という印象で、ちまっと開いてる穴が変わってるという、そんな感じしかないけれど。
北側から見ると、なんとなく輪郭がうっすらと。何かの巨大な生き物のようにも見えてきて。
誰が呼んだか名付けたか、この岩こそがマンモス岩。
かなり角度が重要っぽいけれど、うまく捉えられたか不安でもありつつ。
マンモス岩、足のところの洞窟というか穴というかトンネルというかに入ってみたい気がしたけれど、いかんせんキャンプしてるっぽい人がいて。いろいろ邪魔をしてしまいそうなので、あきらめ。
でも、覗き込むだけ覗いてみると、
けっこう狭そうで、おどろき。ぽっかりとあいていると思ったら、そうでもなさそう。
この場所、駐車場らしい駐車場はないし、道幅も狭く。マンモス岩のほとりに2台くらいは縦列駐車できそうな感じなので、そこが狙い目かも。
またタヌキ岩とマンモス岩はすぐそばなので、どうせならついでに一緒に見るのがよさそう(タヌキ岩は移動の車窓からかな)。マンモス岩はでかさに圧倒されるけれど、近く過ぎるとマンモス感は大きさ以外には感じられず。北側からちょっと遠めに見るのがよさそう。
このあたりの海は鳥たちの憩いの場でもあり。
タヌキ岩方面のツラツラ岬の方を眺めてみると(タヌキ岩あたりから眺めた感じだけど)、
そこの岩礁は鳥たちの井戸端会議。
ツラツラ岬の縞模様も、またきれいに見えてきて。自然の力のなせる技。
ここはせたなの奇岩ロード。奇岩と断崖と隧道と、そして海には岩礁と。そんな秘境的な景色が続く道。
次はどんなとこだろうね。
【場所】
【せたな町 奇岩ロードのマンモス岩】
【訪問日:2018.07.21】