北海道ミテミル イッテミル (北海道観光スポット巡り旅)

ダンボーを相棒に北海道のあちらこちらを巡る訪問記。観光スポットからB級スポットまで、見たい北海道・魅せたい北海道を捜し歩いています。ひっそりとでも続ける旅の備忘録。

石狩市 黒光りする岩に映える白銀の滝にイッテミル

f:id:shirokumapanda:20190129224652j:plain

石狩市北部。迫りくるような断崖と海に囲まれたオロロンライン。そしてところどころに廃隧道。石狩市最北端の浜益区雄冬。そこはかつての陸の孤島。そしてそこに流れる白銀の滝。

f:id:shirokumapanda:20190129224829j:plain

崩れ落ちそうな断崖がいくつも並ぶオロロンライン。壊れそうな崖があちらこちらに。

f:id:shirokumapanda:20190129224823j:plain

鳥やトドやアザラシが休みそうな岩も。

f:id:shirokumapanda:20190129224646j:plain

石狩市の最終地点は浜益区雄冬。「日本海三険岬」そして「北海道三大秘岬」ともされている雄冬岬というところがあるけれど、そこはもう廃道の向こう側。

f:id:shirokumapanda:20190129224641j:plain

気をつけて

雄冬は石狩市と増毛町ににまたがるように位置する集落。そこはかつては長きにわたって陸の孤島だった場所。

f:id:shirokumapanda:20190129222145j:plain

昭和53年に国道が開通するまでは、増毛からも石狩川からも道路が結ばれておらず、船による定期便で移動していた場所。1年を通して国道が通れるようになったは平成4年とつい最近(でもない、か)。

f:id:shirokumapanda:20190129222132j:plain

そんな場所に流れているオロロンライン沿いの白銀の滝。

f:id:shirokumapanda:20190129224630j:plain

40mほどの落差の滝は、幅は広くはないけれど水の流れは太く感じられて。

f:id:shirokumapanda:20190129222141j:plain

けっこう高いね

黒光りする暑寒別連峰の山肌を、40mの高さから流れ落ちる水流が、幾千も銀の柱となって日本海へとむかっていく。そうして名づけられた白銀の滝。

f:id:shirokumapanda:20190129222149j:plain

かつては海に直接流れおちていたこの滝も、国道が開通してからは海に直接とはならなくなってしまい。
ということは、この駐車場や休憩所や国道は、もともとは海だったんだなと改めて感じたり。
いま立っている場所は、40年前は海だったんだって。

f:id:shirokumapanda:20190129224834j:plain

緑の隙間から流れ落ちてくる直瀑形の滝。天気がよければ、もっときれいそう。夕日を映せば、それもまた美しそう。

f:id:shirokumapanda:20190129224845j:plain

滝さん、ばいばい

駐車場も整備されているので、滝の雫を浴びながらの休憩ポイントととしてもよろしいかと。


【場所】


【石狩市 浜益区雄冬の白銀の滝】 

f:id:shirokumapanda:20190129222136j:plain

【訪問日:2018.08.12】