ダンボーと歩きまわる北海道。2020年の7月上旬に立ち寄ってみたのは上富良野町。富良野グループの一員ともなる上富良野町もまたラベンダーや花畑で有名な街。この日は「フラワーランドかみふらの」へと。
「フラワーランドかみふらの」は10万平方メートルもの広大な面積をもつきれいな花畑上富良野町の景勝地としては上富良野八景には名前を連ねていないけれど、丘の高台から、上富良野の田園風景を花畑越しに見下ろせる場所。
広大な敷地に見合うように広い駐車場を持ち、寄付のお願いがあるとはいえ、入場料金も無料の観光スポット。
周辺の観光スポットとしては中富良野町の富田ファームや、上富良野町の日の出ラベンダー公園の影に隠れてしまいがちだけれども、敷地の面積としては最大級の広さを誇るらしい場所。
ラベンダーの名所というよりも、いろんな花が咲く名所として知られているらしく、なかでもルピナスが咲き広がる時期がすごいみたい。
とはいえ、この日はラベンダー以外の花はあまり咲いておらず、ちょっと寂しげの雰囲気だった。
2020年の夏はコロナの関係で、お花の育成状況にも影響を与えてしまったらしく、例年と比べると万全な状態ではなかったらしい。
それでも弧を描くように曲線状に広がり伸びる、カラフルな花の帯の美しさに出会える場所。
広い敷地内を歩いて回るのは大変。そんなときは、有料ではあるけれど園内を巡回してしるトラクターバスを利用するのも便利。
ぐるっと見て回るだけで途中下車とかができないけれど、ひと通り見て回るにはとても快適。
トラクターバスで眺めながら近くで見たい場所をピックアップして、そこを中心に回ってみるという方法も。
途中下車・乗車ができたりすると、もっと便利そうなんだけどね。
メインではないみたいだけれども、やっぱり7月上旬から下旬にかけて目を引くのはラベンダー。
トラクターバスで見て回ったあと、ラベンダー畑を中心に。
青紫の花が風にゆれ、海のさざなみのように揺らぐ姿もきれいだったり。
ちょっと天気が悪かったのが残念だったけれど。
この時期はラベンダーが目立つのか、それとも、ラベンダー以外の手入れが追いついていなかったのかは定かではないけれど。
全力全開の姿も見てみたいところ。
牧草ロールのクマさんも、かわいらしい。
この日、ルピナスはもう終わりごろだったみたいで、ラベンダーのほかにきれいな感じだったのは3種類ほど。花の名前は覚えていないけれど。
地上の虹のように、弧を描く花の帯。
こちらは展望台の上のほうから。
ちなみに、はるか向うに見える丘のひとつは、日の出公園ラベンダー園。
向かい合うように建っているのね。日の出ラベンダー園も高台のような気がしたけれど、それを見下ろすフラワーランドかみふらの。
季節によって花の種類が変わっていくみたいなので、イメージ的には美瑛町の四季彩の丘の雰囲気に近いのかも。
上富良野町の丘に囲まれた田園地帯を見下ろす展望台ともなっている、フラワーランドかみふらの。
お花もきれいに咲き並ぶフラワーランド。
お花越しに上富良野の街並みを見下ろし、日の出の山を見下ろすこともできるフラワーランド。
美瑛・富良野方面では他のスポットの影に隠れてしまう雰囲気があるけれど、けっして負けず劣らずに美しく広がる観光スポット。
弧を描くように並ぶ姿は、他ではあまり見かけない様子かな。
【場所】
【上富良野町 フラワーランドかみふらの】
【訪問日:2020.07.12】