北海道ミテミル イッテミル (北海道観光スポット巡り旅)

ダンボーを相棒に北海道のあちらこちらを巡る訪問記。観光スポットからB級スポットまで、見たい北海道・魅せたい北海道を捜し歩いています。ひっそりとでも続ける旅の備忘録。

南富良野町 水辺のラベンダーが広がる、かなやま湖ラベンダー園

ダンボーの北海道さまよい歩きの旅。2020年の7月中旬に立ち寄ってみたのは南富良野町のかなやま湖。富良野といえばラベンダー、ラベンダーといえば富良野。そのくらい富良野周辺にはラベンダー名所が多い中、おそらくは南富良野町トップクラスの名所はかなやま湖ラベンダー園。

美瑛・富良野方面にはラベンダー名所が数多くあるけれど、その一角をなす南富良野町は、あまりメジャーなラベンダー名所がない町。

そんな南富良野町の中で、いちばん有名で、かつ、もしかしたら名所らしい名所はここだけかもって思ってしまうスポットが、かなやま湖ラベンダー園。

金山ダムの建設にあたって造られた人工湖となる、かなやま湖。山に囲まれた湖、そして湖へと続く斜面に広がるラベンダー。

ほかのラベンダー名所と比べてしまうと、さほど大きなラベンダー畑ではないけれど。
でも、湖のほとり、水辺に広がるラベンダー園というのは美瑛・富良野方面ではここだけかも。(紋別市まで行けば、海とともに見れるラベンダー畑があるけれど)

訪問したこの日は、見ごろの時期の一歩手前くらいだったかも。お天気の悪さも災いして、きれいには写せていないけれど、静かな世界の中で水辺に広がるラベンダーというのは、なかなかの風流感。

ラベンダーの名所に行くとなると、中富良野町方面に向かう人が多いこともあって、こちらの方は、あまり立ち寄る人も少なめの印象。どちらかというとキャンプ場とかを利用した際に、ついでによるという人が多いのかも。

「ラベンダーを見に中富良野に行こう」という人にとっては、寄り道というにはちょっと遠い。そして「ラベンダーを見に...」という人にとっては、この場所をメインスポットにする人は少なそう。

入場も無料、駐車場も無料だけど、ラベンダー園としての観光設備は特段何もない(すぐそばのキャンプ場のあたりにはありそうですが)。

だけど、というか、だからこそ。ひっそりとした山中の水辺で、のんびりとラベンダーと戯れることができそうな、位置づけ的には隠れスポット。

ちなみに、金山峠方面からかの場所へと続く道は、案外細いです。すれ違えないという道ではないけれど、場所によっては細いうえに曲がりくねっています。そのうえ、キツネがいっぱいいました。
カーブを曲がった先に、お母さんキツネが日向ぼっこしながら寝転んで見守る中、周りを子ぎつねが遊びまわっていたりします。ほほえましい光景でしたが、轢いてしまいそうで怖かったです。あまり車を怖がっていなさそうなので、その点もお気を付けを。

ばいばい

いつかまたね

かえりも気をつけなくちゃね


【場所】

【南富良野町 かなやま湖ラベンダー園】

【訪問日:2020.07.12】