ダンボーが眺めて歩く北海道、2021年の1月上旬に立ち寄っていたのは室蘭市の道の駅・みたら。冬の間、道の駅の前でささやかにともっている「イルミネーションみたら室蘭」を眺めに。
ポスターとかでは、何かときれいに輝いていそうなイルミネーション。しかもなんだかすごく大きそう。
でも、実際は意外にこじんまり。イルミネーションという言葉よりは、電飾という言葉が似合いそうな雰囲気。
白鳥大橋建設の基礎工事のときに、海面下50mのところから掘り出された石。
そして、白鳥大橋に使われているワイヤーの見本品の展示場所。
その二つを飾るように輝く、小さなイルミネーション。
小さなイルミネーションの向うに、うっすらと見える小さな小さな観覧車は、室蘭水族館。白鳥大橋ができる前、この場所自体も海の底だったはず。
かつて、とは言ってもそれほど遠くない昭和の中期ごろまでは海の底、そしていまでは陸地となった場所で、海の底から掘り出された岩を眺めるって思うと、なんだかすごいことだなぁって感じたり。
わざわざ遠くから時間を掛けて眺めに行くと「・・・?」ってなってしまいそうだけど、ささやかにこじんまりとはしていても、冬の期間に白鳥大橋の記念品を明るく灯すイルミネーションでした。
【場所】
【室蘭市 イルミネーションみたら室蘭】
【訪問日:2021.01.09】