ダンボーの北海道さまよい歩きの旅。2019年の5月上旬に立ち寄ってみたのは北斗市。北斗桜回廊の時期に立ち寄ってみた戸切地陣屋跡の桜のトンネルを眺めに。
北斗市にある松前藩戸切地(へきりち)陣屋跡。道道96号線から陣屋跡へと続く通りは張るには桜並木のトンネルとなり、北斗市そして道南地方でも桜の名所のひとつにもなる場所。
戸切地陣屋は江戸時代に箱館港を開港した際に、蝦夷地防衛のために幕府の命を受けて築き上げられた要塞。砲座も備えられていた日本初の西洋式星型城郭であり、その形は四稜郭であるという。
箱館戦争の際に、蝦夷の地に上陸した旧幕府軍が森町からこちらの陣屋のほうへも進撃してきたため、松前藩の守備隊は陣屋に自ら火を放ち、陣屋を放棄してしまったらしい。
800mほど続く桜並木はその当時からあったものではなく、日露戦争の勝利をキネンして植樹されたものだという。だた、「記念」なのか「祈念」なのか悩ましいところ。。。
この日はまだ満開一歩手前だった気がするのと、お天気もかなりの曇り空。ときおりぽつぽつと雨が落ちてきていた日。
桜のメインは800m続く桜のトンネルになるけれど、横の広場の方にも桜が立ち並んでいて、こちらの方もまたきれい。詳しくは分からないけれど、極めて珍しい桜も植えられているのだとか。
桜のトンネルがある通りは普段は車の通行もできるみたいだけれども、北斗桜回廊の開催の時には車は通行止め。近くにある霊園の方に続く道を通って迂回するような形で、駐車場へとむかうことになります。
駐車場はかなり広めなので、よほど人が集まらない限りは困ることはなさそう。どちらかというと、途中で旧に砂利路に入っていくので「道間違えたかも?」って不安になることがあるかも。
地元の人たちには昔から名所として知られていたという戸切地陣屋の桜並木。
道南の桜というと「松前」「函館」のイメージしかなかったけれど、北斗市もまた桜の名所を抱える街。
きれいだね
北斗桜回廊実施の時期には、夜間のライトアップも行なわれる桜の名所。
そんなのもあるの
せっかくならば夜間のライトアップもあわせて見たいところです。
【場所(陣屋跡にしています)】
【北斗市 戸切地陣屋跡の桜並木】
【訪問日:2019.05.02】