ダンボーの北海道さまよい歩きの旅。2020年の9月中旬に立ち寄ってみたのは、札幌市の諏訪神社。ちょうどその時期に開催されていたのが、札幌近郊の神社で行なわれていた花手水巡り。
北海道内にいくつかあるらしい諏訪神社。札幌にあるここは、札幌諏訪神社と呼称されることが多いらしい。
2020年、コロナの影響もあってか、あちらこちらの神社で見かけるようになった花手水。「はなてみず」だとおもっていたら「はなちょうず」だった。
札幌近郊のいくつかの神社が参加していた、7月の花手水巡り。人気が高かったのか9月にも「秋の花手水巡り」として開催されていた。
それぞれの神社が、それぞれの工夫を凝らしながら飾っていた花手水。
イメージ的には「水面に浮かび漂う花々」の印象が強かったけれど、札幌諏訪神社の秋の花手水はちょっとちがった。
浮かび漂うのではなく、手水の場所そのものを花で飾る雰囲気。
もちろんきれいなことには変わりない。
見に来ていた人たちの中には「巡らないと意味が無いんって聞いたんだけど」って言っている人もいたけれど、だまされちゃダメだよ。「巡り」とは書いてあるけれど、そういう主旨じゃないよね。神社の人も否定してた。
コロナの影響で手水が使用できなくなったことから、訪れる人心を和ませようと、いくつかの神社が始めてみたらしい。常設でないのが残念なくらい、きれいだった。
こちらの龍は、花をくわえて、むかしの映画のキザでおしゃれな二枚目風味。
添えられている花はバラだったかな。
赤系の華やかな雰囲気だった花手水。
これからも続くかは分からないけれど、2020年だけで終わっちゃうのは、なんかもったいないな。コロナは終わってほしいけれど、こんな風情はたまには語り繋いでほしいかも。
【場所】
【札幌市 諏訪神社・秋の花手水】
【訪問日:2020.09.21】