ダンボーの北海道遊び歩きの旅、7月の中ごろに訪ねてみたのは札幌市の羊ヶ丘展望台。豊平区の羊ヶ丘にあるそこは、北海道でも有名な観光名所で、札幌市の街並みを眺め見渡せる場所。
羊ヶ丘展望台は有名な「丘の上のクラーク像」が立つ展望台。なんとなく北大の構内にありそうなイメージだけれども、みんなが真似するこの立ち姿は羊ヶ丘展望台。(ちなみに北大構内にあるのは胸像)
展望台への入場は有料ではあるけれど、札幌の街並みの展望をはじめとして、その季節折々の自然を楽しめる場所。
別料金ではあるけれど、羊を眺めながらジンギスカンを食べられる場所でもあったり。道外勢に「羊を選んで食べるの」っていうと、なぜか本気にする人がいるという噂も。
そんな羊ヶ丘に立つクラーク博士。
つくられたのは昭和51年ということで意外に歴史が浅い。もっと大昔からここに立っていそうな知名度の高さだけれども、まだ半世紀も過ぎていない。
昔、北大構内への観光バスの乗り入れが禁止された頃に、クラーク博士の知名度が低くなることを危惧した人たちが、この地に新たに建立することにしたらしい。
「少年よ大志を抱け!」と未来を指し示すように人差し指で彼方の向こうを指し示していると思っていたけれど、手のひらの形はパーの形。
クラーク博士そのものは、現在の北大にあたる札幌農学校の初代教頭。北海道の開拓期に長い間滞在していたかと思ったら、札幌にいたのは9ヶ月だけという、これまた意外。
記念写真の撮影スポットにもなっているので、札幌の街並みとともにクラーク博士のポーズで写真を撮る人が次から次へとやってくる場所。
ひつじだって大志を抱いて真似しちゃう。
ちなみにジンくんというキャラクター、初めて見かけたときはどこかの会社に怒られそうな雰囲気でドキドキ。
【場所】
【サイト】
【札幌市 丘の上のクラーク像】
【訪問日:2019.07.20】