誰が呼んだか名付けたか、森町にある桜並木路。1kmにも満たない長さだけれども、100本ほどの桜の木が街路の両脇から道を覆う桜路。その名は、微笑み桜通り。
住宅の隙間の向こうに見える駒ケ岳を眺めながら、とことこ迷いながら歩いていると、偶然たどり着いたのがこの桜並木路。
北斗の桜回廊や静内二十間桜並木などと比べたら、はるかにはるかに小さい規模ではあるけれど。
約100本ほどの桜が連なるその街路は、観光地としての知名度はもちろんなく、ひっそりと住宅街の中で静かに花開き。道路も路もせまめの街路なので、見上げるとそこは桜の花の天井のようでもあり。
何気に通りかかったときに、おまけのような桜並木が始まると、思わずにっこりとしてしまいそうで。そんな感じだからか、微笑み桜通り。
目指していく人はあまりいないだろうけれど、桜の時期にオニウシ公園や青葉が丘公園によった際には、こちらにも足を運んでみてはいかがかと。
5個入りだとおもっていたからあげクンが6個入っていたみたいな、そんなおまけのような桜名所。
私自身もそんな場所があるとも知らず、そんな名称があるとも知らずに、道の駅に戻ろうとしながら迷子になって、さまよい歩いた桜路。地元の人しか知らないような、ひっそりとした桃色並木。
【場所】
【森町 微笑み桜通り】
【訪問日:2019.05.05】