登別温泉は鬼の街。そこにある泉源公園の中でもくもくと白い蒸気をはきだす間欠泉。
そこは登別温泉街、地獄谷へと向かう一歩手前の一角で。特段何もない、鬼の金棒にかもまれた小さな広場。
かわいらしくもバカっぽさもある鬼の石像と金棒と。それらに囲まれている聖域のようなこの広場。そしてそのなかで目立っているのがもくもくと白煙を出し続けている間欠泉。
もうもうと白い霧が立ち込めていてよく見えないけれど、奥には小さな噴水のような間欠泉。
蒸気と混ざって分からないけれど、近くで見ればよく分かる。ぽこぽこぽこと絶え間なく。吹き出るたびに蒸気も一面に立ち込めて。
あたり一帯は深い霧が立ち込めたような白靄世界。
SLの煙のように、白い靄が次々に。
温泉街をぶらぶら歩くときは、ちょこっと寄ってみるのも楽しいかも。「すごい!」ってなるわけじゃないけれど、「温泉にキター」って気持ちにはなれそうで。
さて登別温泉は鬼の街。鬼はかわいいだけじゃなく、
怖そうな鬼もところどころに。秋に見ると、紅葉が地獄の業火のようで。
登別の鬼巡り・鬼探しをしてみるのもいいかもって思ったり。
【場所】
【登別市 登別温泉の泉源公園】
【訪問日:2018.10.28】