例年11月になると洞爺湖温泉街に現われる光り輝く空間。イルミネーショントンネル。40万個の電球が黒い夜に明るく光る、70mのトンネル。
冬の夜が始まる18:00ごろから22:00までの時間に現われる、光のカーテンに包まれた輝くトンネル。
そのなかは色とりどりの明かりに包まれていて、幻惑的に光り続ける。
トンネルは一直線ではなく、緩やかなカーブを描いていて、歩みを進めていくと、先のほうの色変わりが徐々に徐々に姿を現す。
ゆっくり歩けば、色とりどりの光の渦に囲まれて、夢の中の何かのよう。
ひとつ一つの光は小さな輝きだけれども、集まりまとまった溢れるような光とともに。
トンネルは微妙な坂道を形成し、雪が降ると滑りやすいという罠もあるけれど。特に下りは危なそう。
「洞爺湖万世閣」か「ゆとりろ洞爺湖」に泊まると、ホテルの入り口を出てすぐ目の前にトンネルの入り口。
さっぽろ大通りのホワイトイルミネーションと比較すると明らかに見劣りはするけれど、遠くからわざわざ見に行ったらがっかりしそうだけれども、日帰り入浴の帰りやお泊りのときの夜散歩、近くに行ったときの寄り道としては、けっこうな見ごたえが。
ちょこっと1歩足を伸ばしての観光スポット。今年は11月から始まって、3月3日のひな祭りまで。
いまは雪はなくて落ち葉の見える秋の道。
雪が降り積もり凍った季節の、凍える空気のなかでみるイルミネーションのほうがきれいなのかも。
凍って澄んだ空気の中で見る光の輝き。通路に降り積もった雪の乱反射。
寒くて歩きにくいはずだけど、そんな時期に見るのがよいのかも。
でも時期が違っていても、きれいなものはきれい。
【場所】
【サイトとか】
イルミネーショントンネル2017年-2018年情報|【洞爺湖温泉公式HP】一般社団法人 洞爺湖温泉観光協会 |北海道・洞爺湖の観光・温泉・旅館情報
【メモとか】
・特定の駐車場はないけれど、洞爺湖温泉街は公共の駐車場がいっぱいあるので、近くの場所を使うとよさげ。
【洞爺湖町 晩秋のイルミネーショントンネルにて」
【訪問日:2018.11.03】