ダンボーの北海道さまよい歩き、2020年の12月上旬にとことこと巡っていたのは室蘭市。まだ雪の積もっていない12月上旬、冬になると灯り始める東室蘭駅西口前のイルミネーション。
雪が積もる気配もなく、今回の冬は暖冬かな、雪も少ないかななんて油断していた2020年12月初旬。
室蘭市内では一番大きい駅の前でイルミネーションが光り始めていたので、見学に。
東室蘭駅は西口と東口の2つの出入口があり、東口は海側、西口は山側。西口は室蘭市内の一番の繁華街、中島町の方へと向う出入口。
駅前がすぐ繁華街というわけではなく、しばらく歩かなくちゃいけないけれど。
もともとは、東室蘭駅がある東町・中島町よりも、室蘭駅のある中央町の方が室蘭市内の中心部。昭和50年代の中ごろから大型店舗の開店や中央町から中島への移転などが進むにつれて、次第に繁華街の中心も中島町方面へと移動。
駅も東室蘭駅は発展したけれど、室蘭駅は縮小。昭和の終わりから平成にかけて、人々の流れに大きな変化が生まれていった。
そんな東室蘭駅の西口でエントランスゲートのように人々を出迎え見送るイルミネーション。ただの電飾といわれれば、そんな感じもしちゃうし、パチンコ屋さんのほうが賑やかな感じもするけれど。
でも、冬の寒風が吹く中で、静かに輝くトライアングル。
街の片隅でひっそりと輝き続ける姿は、東口のツリーとはまたちょっと違う味わいで。見どころスポットになるものではないけれど、冬のお散歩ついでには、ぜひ。
とはいえ、今度会えるのは次の冬になっちゃうけれど…
【場所】
【室蘭市 東室蘭駅西口イルミネーション(冬)】
【訪問日:2020.12.06】