
ダンボーの北海道の冬のイベント巡り歩き。2021年の1月下旬に立ち寄ってみたのは支笏湖氷濤まつり。札幌の雪祭り、小樽の雪あかりの路が中止となるなか、規模を縮小気味とはしながらも、無事開始された支笏湖の冬祭り。

千歳市の山奥にあるカルデラ湖の支笏湖。

冬になっても眠らずに、凍ることなく水面のゆらぐ湖。日本最北の不凍湖ともされる支笏湖。

その湖畔で冬に開催されるイベントが支笏湖氷濤まつり。支笏ブルーとも評される支笏湖。その湖水を使ってつくられているという氷のお祭り。

2021年の開催は縮小気味での開催。いつもとは大幅に内容を変更して、「野外の氷の美術館」として開かれていた支笏湖氷濤まつり。

青みを帯びているような気がする氷の世界へと協力金300円を払って会場へと。

今年はドーム型の出し物もほとんどなく、中に入れる場所も少なかったイベント会場。フードショップや休憩所も会場内にはなかったけれど、今年は開催されるだけでも嬉しいところ。

一度は昼間の青い空の下で見てみたいという気持ちも起きる氷濤まつり。

でも真価を発揮するのは夜。

一定の時間になると明かりが灯りはじめるライトアップ。

明るいうちはあまり感じないけれど。

暗くなっていけばいくほどに、あざやかな色彩の世界につつまれていく。

展望台、いってみようよ
徐々に徐々に。

まだまだ明るいね
もうちょっとで暗くなる。

こうしてみると、お客さんもまばらな気がする。まだ明るいからかもしれないけれど。

もうちょっと。

きたぁ。

いかにも支笏湖氷濤まつりらしい絵柄。2020年は突然の暖気に襲われて氷が解け崩れちゃっていて見られなかった。

今年は会えたね
規模縮小とはいえ、今年は展望台から見下ろせた。千歳の山奥の支笏湖畔に広がる美しき世界。

花火もない、滑り台もない、イベントもない開催だったけれど、それでも今年もまた会えたことに感謝と喜びと。

あ。迎えに来るって言ってたっけ。。。
ほんとうに、暗くなればなるほどに幻の世界にいるような気分。この姿が氷濤まつりの真骨頂のような気がする。

時期的なものもあったかもしれないけれど、今年は駐車場に入るのに大渋滞になることもなくスムーズに入れちゃった。それほど立ち寄る人が少ないのかなと不安になったりも。こんなにきれいなのに。

どこにいるんだろ

一昨年行ったときは、氷のシャンデリアがある場所にも入って行けたんだけど、今年は入り口から見るだけだったり。大勢が入れちゃうドーム型は、やっぱり換気の問題かな。
あっちかな


みつからないね
いないね

どこー


声が聞こえたような...


どこ行っちゃったの


いま、いたような...


みーつけたっ


風邪ひくから、そろそろかえろ
神社よってく
氷像が立ち並ぶ支笏湖氷濤まつり。冷え込みが厳しいときもあるので、いくときは一段上のあったかい服装を。

氷濤神社も今年は小さめ。だけど、今年の幸せを祈ってきました。賽銭箱には入らなかったけれど。。。

ことしもきれいだったね
ね
今年の開催は202/2/23まで。おまけのようなイルミネーションのトンネルも、きれいに静かに佇む支笏湖畔。アイスキャンドルとはまたちょっと違う、カラフルであざやかな幻想の夜の灯が待っています。
【場所】
【千歳市 支笏湖氷濤まつり2021にて】

【訪問日:2021.1.31】