8月の中ごろ。新得町から南富良野へと抜ける峠道、狩勝峠へ。
小雨降る中ではあったけれど、ときどき雲の切れ目からきれいな光が差し込んでくる中。
車の通りが減ったためか、峠の頂のお店は閉店らしく。
昔は賑やかだったのかもしれないけれど、いまは寂しげなたたずまい。頂上が廃墟というのは寂しい。
新日本八景の一つに数えられたその眺望は展望台からで。「あくつ」前の駐車場に車を停めて、横断歩道を渡って展望台へ。
横断歩道は信号機がないので、車にとっても注意しながらで。想像はつくと思うけれど、けっこうみんな飛ばしてます。
展望台は東屋のような建物もできていて、建物の中から見れるけど、いかんせんガラスが...。雨降ってても風が強くてものんびりはできるけれど、映り込みが...
この日は雨が少々、風が強め。外で見てると、8月なのに肌寒く。
標高は644m。やっぱりちょっとした山の頂上。
見える景色は十勝平野を眼下に見下ろすパノラマ展。
向こうへと向こうへと広がる平野。雲の切れ間の下のみどりの違いで。そこの人たちの天気が想像できる。あそこの人は晴れ、あっちの人は曇りって。
たぶん、ここから見える景色そのものは、昔からそんなに変わらなさそう。大昔から十勝平野を見守ってきた峠道。
反対側も反対側で、美しく。
稜線が連なり続けていく景色。こちらは南富良野町方面。この向こうに盆地が広がっているのかも。
雲の流れも速くって。あっという間に晴れ間が変わる。
狩勝峠は南富良野町と新得町の境目の場所。この峠のこちら側は白い蕎麦畑、あちら側は紫のラベンダー畑。白と紫の分岐点、かも。
【場所】
【新得町 狩勝峠から見る新得町方面】
【訪問日:2018.08.19】