鳴き砂、といえば北海道では室蘭のイタンキ浜が知られている。
あまり「泣く」実感は感じないけれど、有名といえば有名。
でも、所詮は工場街であるし、イタンキ浜のそばには「イタンキ工業団地」なんて工場群もあるし。
「きれいな浜じゃないと鳴き砂にならない」という言葉が、「室蘭」という工場街のイメージと自分の中では結びつかない。
(むかしよりははるかにきれいになっているはずだけど)
やっぱり田舎(失礼)の砂浜じゃないとだめなんじゃ?
ということで探してみたら見つかったのが、長万部の静狩鳴き砂海岸。
やっぱり水がきれいな農村地帯でしょ。人も室蘭よりも少ないし(失礼)、めだった工場も見当たらないし(失礼)。
こういうとこの方が海も砂浜もきれいでしょ。名前も静寂感あるネーミングでよさげ。
ということで到着。
ちょっと入り口の場所がわかりにくいけれど、それもまた人目を阻む感じがして好印象。
あいにくの天気だけれど、人里はなれた海岸ぽくて期待大。
海の向こうに見える森の深いところには小幌駅があるはず。
いざ海岸へと歩みを進める。わくわくしながら数十歩も歩くと。
目の前に広がる青い海と砂浜が
ダメダコリャ…
視界をトリミングすればきれいかも知れないけれど、アチャーとしか言いようが…
天気のせいか、波も荒いし。
ちょこまか歩いて見たけれど、この日は波の音も大きくて。
天気のせいだね、きっと。うん。きっと。残念。
また今度ね。
【場所】
【サイト等】
http://www.osyamanbe-kankou.jp/asobu/syosai/nakisuna.html
静狩鳴き砂海岸
【訪問日:2018.7.29】