ダンボーの北海道内食べ歩きの旅。2020年の6月下旬に立ち寄った芦別市で探してみたのはガタタン料理。ほかの市町村ではあまり聞きなれないガタタンという単語。芦別といえばガタタンらしいので。
開いてそうなお店を探して、向かってみたのは「きんたろう」。カレーハウスって書いてるけど大丈夫かなってちょっと不安に。でも「ガタタン」って看板も出てるし。
ガタタン、漢字で書くと「含多湯」。
戦後、満州から引き上げてきた方が、大陸の家庭料理を参考につくりあげ、もともとは芦別の中華料理店で生み出された料理とのこと。
いわゆる塩味系のとろみのあるあんかけ料理。
でも「あんかけラーメン」は別の料理みたい。カレーラーメンの「三代目」って言葉も気になるね。代替わりしていくのかな。
いろいろ迷いながら、やっぱり目的どおりガタタンに。ガタタンラーメンは道の駅で一度食べてみたので、今回はガタタンチャーハンに。
とてもおいしそうなのが出てきた。
ガタタンは、体があったまるということで、炭鉱で働く人たちのあいだで高い人気があったらしい。そのためか、色合いはどことなく昭和風レトロな雰囲気。なるとのせいかな。
出てきた途端にウマウマな風味が感じられて、実際食べてもおいしかった。カレーのお店なのかと不安になりながら入ったけれど、そんな心配は不要でした。おいしく食べてしまったガタタンチャーハンでしたとさ。
【場所】
【芦別市 きんたろうのガタタンチャーハン】
【訪問日:2020.06.21】