ダンボーと歩く北海道、9月の下旬に訪ねてみたのはかつて石炭の街であった三笠市、恐竜の街になるはずだった三笠市の桂沢神居古潭ヘと。天気が残念だったのと、夕日が落ちて暗くなり始めた時間帯だったのがとても残念だったけれど。
三笠市率博物館の屋外展示にあたる散策路。その終着点にあるのが桂沢神居古潭。この日は、車で直接近くまで行って桂沢神居古潭へとお散歩。
桂泉橋の付近に車を停めてお散歩。桂沢神居古潭はすぐ目の前。おうちに帰って気がついたけれど、この橋の入り口にある親柱(?)、恐竜型でなんかかわいらしい。
三笠ジオパークの一角をなす桂沢神居古潭。
流れる川は幾春別川。桂沢から流れてくるこの川が曲がりくねる渓谷部分が桂沢神居古潭。
桂泉橋の下をくぐり流れた川が、ぐるんとS字カーブを描いて流れる場所。
昔から景色のすばらしい景勝地として知られていたけれど、旭川の神居古潭を思わせる風情があることから桂沢神居古潭と呼ばれるようになったという。そう言われると、パチモノ感が出ちゃうけれど、ここはここで魅力的。
立ち寄ってみたのは9月下旬だったけれど、紅葉が満開になるのはもう少し先っぽくて。しかも雨上がりの曇り空、かさねて薄明かり。明るいときに見たら、美しき場所だったような気がする。
この近辺は、三笠層と呼ばれる約1億年前の地層が広がる場所でもあり、その頃に生きていたアンモナイトの化石なども見つかる場所だという。そう、三笠市といえばアンモナイトの街。
幾春別川の流れに侵食され、侵食されにくい砂岩層が残り、険しい渓谷のような川岸を作り出したという。
雨上がりのためか、川の水の濁りもかなりのものだったけれど。
細くうねるから、ちょっと雨が降ると一気に勢いが強くなるのかもしれなくて。そういえば三笠市は氾濫する幾春別川と戦い続けてきた街でもある。下流の平野部付近では、川の流れを変えようともしたこともある街。
桂泉橋付近ではまっすぐに流れるのに。
急にカーブを描く不思議な場所でもある。
お天気が心残りだったれど、またいつか紅葉時期に再挑戦。また雨も降ってきそうだし、
ばいばい
あかいの
おっきーの
ふってきたー
走らないの!
【場所】
【三笠市 桂沢神居古潭】
【訪問日:2019.09.29】