ダンボーと歩く北海道、6月の上旬に立ち寄ってみたのは積丹ブルーの青い海で有名な積丹町。その廃道沿いの海にひっそりと立ち続けるタコ岩。
神恵内村から積丹町へと入り、神威岬へと向かうちょこっと手前の場所。
神岬トンネルが開通し、いまは廃道となった崖下を通る路に面した海の中にぽつんと立つ大きな岩。
それがタコ岩。
積丹の海と、神恵内に連なる秘境感のある光景を背景として海に立つ奇岩のひとつ。
元々は「タテ岩」と呼ばれていたらしいけれど、いつの間にか「タコ岩」と呼ばれるようになったらしい。
岩の存在自体は神威岬の神威岩とも似た風貌があるけれど、「神威岩」と「タコ岩」では、あまりにも印象が違いすぎ...
せたな町あたりから延々と続く「北海道が襲ってきそうな断崖」は、積丹においてもまだ健在。
この付近、沼前パーキングよりもさらに神威岬に近づくので、神威岬をもう少し近くから眺められる場所。
かなりズームしているけれど、先端の方で眺めている人の姿も見えたり。先端の柵から垂直に落ちるがけまでは、意外と離れてるのねって思ったり。あそこに立つと、目の前で海の方へと落ちていきそうに感じるけれど。
ちなみに、神威岬方面からタコ岩方面を眺めると、こんな感じ。タコ岩そのものよりも、全体の光景に目が奪われちゃうけれど。
なぜタコ岩と呼ばれるようになったのかは分からないけれど、「タテ岩がなまってたこ岩になった」とか、「どうも神恵内方面から見ると丸みを帯びたように見えて、たこの頭のようだったから」という説があったりで。こちらからだと、あまり丸みは感じられないのが残念。
たこ岩のあたりは観光地とは違うので駐車場なんてものは無いけれど、廃道に面した人の少ない場所でもあるので、住民の方々の迷惑にならないように路上駐車でも大丈夫かと。
あんまりタコっぽくなかったね
先っぽつまんで伸びてる感じかもね
見に行くときは、神威漁港の方から見る形になるんじゃないかと思います。
【場所】
【積丹町 タコ岩】
【訪問日:2019.06.08】