ダンボーの北海道さまよい歩きの旅。2021年の6月中旬に立ち寄ってみたのはえりも町のドンドン岩。庶野の市街地から広尾方面へと向かったところにある白浜海岸の荒々しい景勝地。
黄金道路とも呼ばれる国道336号線。襟裳から道東方面へと向かう道は、かつては太平洋の海沿いを走り、片側には広く太平洋が広がり、もう一方からは北海道の断崖絶壁が迫り来るという、なかなかに眺めのすばらしい道路だったらしい。
安全性の面と思うけれど、いまは新しいトンネルが立ち並び、景観的なすばらしさも少ない場所へと変貌を遂げてしまった道。
そんな黄金道路も、何箇所かはかつての旧道がそのまま残り、いまなお立ち入り禁止となることも無く残されている場所もあったりする。
白浜トンネルの脇に抜けていく旧道沿いにあるのが、今回のドンドン岩。
どんどん岩は観光スポットというよりは、釣りのスポットとして有名な場所らしい。
海が時化るときには太平洋の波が襲いかかり、どーんどーんと唸ることから名づけられたらしいどんどん岩。
防波堤から海岸線へと降りられるので、近くまで行くことも可能な場所。
でも、風も強いし、ときどき波しぶきも凄かったので、この日はあまり先の方までは行かなかった。だけど、この日の波しぶきは弱い方。
ドンドン岩のあたりは、海の方からみると大きな空洞と岩礁が広がっているらしく、岩礁の複雑な隙間を抜けてきた海の流れが、この空洞にあたることで、大きく不気味な海と波のうなり声となって響き渡っているみたい。
岩場の隙間から流れ込んできている海と触れあうだけにしたけれど、そのうちいつかは先端の方まで行ってみたいね。迫力も凄そうです。
特段駐車場とかがあるわけでは無いけれど、路肩は広めな雰囲気なので、車どおりも少ないし駐車場所に悩むことは無さそうです。
【場所】
【えりも町 ドンドン岩】
【訪問日:2021.06.11】