ダンボーの北海道さまよい歩きの旅。2019年の8月中旬に立ち寄っていたのは旭川市。北海道の人口2位の町、旭川。そんな大都会で開催されている田んぼアートをながめに。
北海道で札幌に次ぐ人口の多さを誇る旭川市。北海道の中ではとっても大都会な町。そんな場所で、2006年から開催されているという田んぼアート。
JAたいせつの青年部が中心となって、生産者と消費者のつながりを深め、農業への興味と関心を持ってもらえるようにすることを目指して始められた田んぼアート。
稲の葉の色の違いを利用してつくられる、田んぼに浮かび上がる、きれいなイラスト。
近くで見ると、色が違うって事しか分からないけれど。
近くで色の違いを確かめるのもいいけれど、やっぱり高台から見ないとね。
6月ごろに田植えが始まり、例年7月中旬から8月中旬に見ごろを迎えるという田んぼアート。僕が知っている限りでは、道内最大級かも。
工事現場にありそうな雰囲気だけれども、展望台も設置。どうせ見るなら、この上から。
見晴台の上に登れる人数には制限があるので注意。このときは、見晴台の上に登るのにはボックスに入っているカードをもっていき、下りてきたらカードを戻す仕組み。ボックスにカードが入っていなかったら、制限人数に達しているので、登れないというシステム。
工事現場風な展望台なので、階段も急でけっこう危なっかしい。お年寄りにはつらいかも。
そして上から見下ろす田んぼアート。
ここまで来ると、どんな画が描かれているかよくわかる。
旭川のあさっぴーとゆっきりん、そして鷹栖町のあったかす。図案は毎年のように変わるので、今年はどんなのかなって楽しみもあったり。
最初に存在を聞いたときは、稲に着色でもしてるのかなと思っていたけれど、そうじゃなかった。
緑に囲まれた田園地帯の一角に、見事に浮かび上がる予想以上にカラフルなイラスト。まさにアート。見ごたえ有り。
図案を作って、そんな画になるように稲を植えて、そして育てて。まさに農業アート、きれいです。
惜しむらくは、展望台からじゃちょっと物足りなくて、もっと高いところから見たいって思っちゃうところ。すごく大きいので、1枚の写真に収められるような感じじゃないし。
でも、こんなものが見られるってだけでも幸せかも。
2020年は文字だけの田んぼアートとして作成されていたけれど、2021年は見事に復活。2021年の一般公開は8/14までとのこと。
駐車場はそこそこの広さがあるけれど、人がいっぱい行く時間帯になると並んで大変なことになりそう。人がいっぱい見に来る場所なのかどうかも分からないけれどね。混んだら大変そうと思って、このときは朝6時ごろに着いたはず。
たんぼでこんなものも表現できるんだって、不思議な気持ちになりながら、旭川の田園風景を眺めるひととき。なんだか感動的でした。
【場所】
【旭川市 田んぼアート(2019)】
【訪問日:2019.08.16】