ダンボーの北海道さまよい歩きの旅。2019年の8月上旬に立ち寄ってみたのは蕎麦の町・幌加内町。ソバの作付面積の日本一を誇る町の蕎麦畑のビューポイントのひとつ、白銀の丘へと。
幌加内町の新成生地区にある3つの蕎麦畑のビューポイント、白絨毯の畑、純白の丘、そして白銀の丘。
国道から小さな案内表示にしたがって、そばの畑に囲まれる小道を走ることしばし。
看板のあるあたりが、白銀の丘。
駐車場も駐車帯もなく、白く小さな花の咲くソバの花畑に挟まれる小さな小路。邪魔にならないように、路の端っこに止めるしかないけれど、このあたりがビューポイント。
幌加内には雪が2度降るとも言われるほど、小さな白い花が緑の中で風に揺れる。
グラデーションがかった色合いと合わせて、なんともきれいな世界。暑い夏に雪が降り積もったかのような、不思議な気分。
ひまわりや菜の花とはまったく風情が違うけれど、なんとも凄みがある世界。
路のそばには、雑草化したかのようなそばの花も咲きながら。
メインとなるのは、畑の両側に咲く畑。
すごーい
きれーいと叫びたくなる世界。
ソバの作付面積日本一を誇る幌加内。
どこまでも広がり続けるような白く淡いそば畑。
あっちの畑も、向うの畑も蕎麦畑。幌加内町の世界に広がる蕎麦畑の迫力はすごかった。街中を通り過ぎるだけでも、見える世界は絶景感。
7月下旬から8月中旬にかけて、そばの花が白く咲くという。ちょっと時期が遅くなると、蕎麦の実が黒く見えてきちゃうので、美しさは少しばかり欠けてしまうのかもしれない。
幌加内町に近づいたとたんに蕎麦畑が広がっていたけれど、進めば進むほどに、白い畑の広がりが異世界のようにすごかった。ほかの町では、こんなの見たことがなかった景色。
幌加内には2度雪が降るという言葉を実感できる、夏の幌加内。きれいでした、ほんと。
【場所】
【幌加内町 白銀の丘】
【訪問日:2019.08.15】