ダンボーの北海道巡り歩きの旅、2020年の5月上旬に立ち寄ってみたのは登別市の桜並木。登別駅前から登別温泉街へと向う途中に、通る人々を出迎えるように咲く、桜の並木路。
2019年に眺めにいったときには、すでに終わりを迎えてしまっていた桜路。汐見坂から始まり、温泉街へと向う洞爺湖登別線の両脇に立ち並ぶ桜の木。
「来年こそは見ごろの時期に...」なんて思っていたけれど。
そして2020年5月上旬。早朝の雨の日。
これを書いている日から見たらほぼ1年前。コロナが賑やかさを増し、なかなか出歩けなかった2020年の5月。用事があるついでに、早朝なら人も居ないかななんて思って立ち寄った、汐見坂からバトンタッチをされるように並ぶ中登別の桜並木。
「花のトンネル」とも呼ばれる、登別市の有名な桜のスポット。
昭和9年、当時の皇太子ご生誕を記念して植樹されたという桜並木。その数、約2000本。
青空だったらなあなんて思うこともあるけれど、贅沢は言えない。
雨だからこそ、人もいなかったかも。
中登別の桜のトンネルに限定すれば約2キロほど、汐見坂から始まる区間をカウントすれば約8キロにもわたって、桜の並木が現れては消え、現われては消える花の路。
早朝だからか、落ちている花びらも、黒ずみもすくなくてきれいだった。
時期的には満開見ごろだったのは、もうちょっと前だったかなあとは思うけれど。
肌寒かったけれど、まだまだ春の雰囲気葉が満載だった。
並ぶ桜はエゾヤマザクラが中心らしい。私は違いがよく分からないけれど。そもそも桜と梅の違いもよく分からない。
桜の花が散る頃にもなると、運がよければ桜吹雪の中をドライブできるらしい。
みてみたい!
登別の桜のスポットであると同時に、胆振管内でも有数な桜の一大スポットでもある桜の並木道。感覚的には、胆振地方の「有珠善光寺」「洞爺湖壮瞥公園」と並ぶ桜の3大スポットのひとつに数えられそうな感じの場所。
実物は、ここにあげた写真よりも、一段も二段も上の美しさ。
車で行くと路駐をして眺めるという手もあるけれど、高速IC付近から4~500メートルほど温泉地方面へと向っていくと、「桜ざか駐車公園」と言うそれなりの広さの駐車場があるので、そちらを使って散策するのが安心かも。
いつかは見ごろの時期に、立ち寄ってみたいな。
おみやげに...
そして雨の中ではなくて、青空の下で。
雨、強くなってきたから帰ろ?
【場所】
【登別市 登別桜並木(花のトンネル)付近にて】
【訪問日:2020.05.20】