ダンボーの北海道巡り歩きの旅。2020年の12月上旬に立ち寄ってみたのはサラブレッドの産地としても有名な新冠町。市街地の玄関口ともなるあたりで、行き交う車を見送り見守るサラブレッド大壁画へと。
日高地方の海沿いを走る国道235号線。苫小牧方面から浦河・襟裳方面へと向かう際、そろそろ新冠の市街地や道の駅に着くころかなというところで視界に入ってくるのがサラブレッド大壁画。
縦30m、横40mと堂々たる姿を見せる大壁画。これをみると「新冠だ!」という気持ちにもなるランドマークやウェルカムボードのような役目を果たす大壁画。
おっきーね
江戸時代の末期から馬の生産とのかかわりを持ち続けているという新冠町。当初は軍用馬や農用馬の生産が主体となっていたけれど、大正の時代から競走馬の生産もはじまり、昭和30年代からは競走馬の一大生産地として名をはせるようになった町。
かつてアイドルホースとして名の知られたハイセイコーや、ナリタブライアンを生み出し、近年ではコントレイルを送り出した新冠町。
そのサラブレッドのふるさととしての新冠町をアピールするために平成2年8月に作られた大壁画。現在掲げられているのは平成28年にリニューアルされた2代目の壁画。
ライトが置いてあるけれど、夜間の18:00~22:00まではライトアップもされていて、暗がりの海沿いの崖にその勇姿が浮かび上がる。
市街地から少しばかり離れているためか、闇夜に浮かぶその迫力もまた、車で走っていてもなんだか感動的。
なお、壁画とはいっても前面が崖肌に描かれているわけではなく、一部はパネルみたいなものに描かれて設置されているみたい。まあ、大きな違いはないけれど。
こんどはお馬さんも見にいこーね
壁画のふもとは広めの空き地のような場所になっているので、そちらに車をとめてのんびり眺めることも可能です。
すぐそばには、小さいながらも食堂もあるようなので、お食事ついでに立ち寄ることもできそうです。
【場所】
【新冠町 サラブレッド大壁画】
【訪問日:2020.12.05】