ダンボーの北海道さまよい歩きの旅。2020年8月の中旬にめぐってみたのは積丹半島の神恵内村。アイヌ語で「神の沢」の意を持つという「カムイ・ナイ」を語源とする神恵内村。の国道沿いに流れ落ちる「中の滝」へと。
何かと話題となった、泊村の隣村、神恵内村。2020年は寿都町と並んで、原発関係でいろいろとニュースに名前が出ていた北海道日本海側の小さな村。2020年調査では人口も817名と、音威子府村に次ぐ、小さな小さな村。
日本海と、海にまで迫るような崖とに挟まれるようにして道路が延びる神恵内村。
神恵内村の赤石地区にある滝が、中の滝。
道の駅・オスコイ神恵内方面から南下してくるとほぼ間違いなく目に入るけれど、逆に小さな市街地からオスコイ神恵内方面へと向うと、気づくことなく素通りしてしまいそうな、沿道に流れる小さな滝。
ね。角度的にも、北上してくると、見事に崖の影に隠れてしまう。位置的に、国道ができる前は、海の砂浜に落ちる滝だったのかもしれない。
落差5mほどの中の滝。季節によって流れる水の量は大きく変わってくるらしい。この日は8月の真夏盛り。流れ落ちる水量としては、少ない季節かもしれない。
なんとなくうっすらとだけど、滝の中に虹が生まれているような気がする。
水量が多い時期ともなると、3mほどの幅を持つ滝になるともいう。道端の滝っぽくて雰囲気はちょっとよくないけれど。
悩みどころのひとつが、中の滝には駐車場になるような場所がいっさい無いところ。路肩に駐車するにも、通行の妨げになってしまう可能性が大。
この日は、中の滝の南(市街地方面)の方で見かけた赤石集会所に車をとめて徒歩数分。集会所には人がいなかったぽいのでいいかなと思ったんだけど、正解かどうかは不明。もしくは、道の駅2車をとめて1kmほど歩くかという感じなのかなあ。
ちなみに、赤石集会所から中の滝へと歩く途中に見かけた一筋の流れ。民家に挟まれた狭い空間から見える流れだけれども、虹の滝といわれているらしい。水量が少なくて滝というよりは、流れ落ちる湧き水のような印象だったけど。
やっぱり滝というならば、せめてこのくらいの勢いがほしいかも。
泊村の隣村の神の沢、神恵内村の中の滝。またひとつ、北海道の観光(?)スポットをひとつ制覇。
【場所】
【神恵内村 中の滝】
【訪問日:2020.08.16】