ダンボーとさまよい歩く北海道、8月の中旬に立ち寄ってみたのは、演歌歌手・細川たかしの生まれ故郷ともなる真狩村の真狩河川公園。
真狩川が流れる真狩河川公園。真狩川の自然の流れを利用してつくられたという、川のせせらぎが清涼感をかもし出す緑地公園。
アイヌ語では「奥の方を廻っている川」という意をもつ「マクカリベツ」が語源になっているという真狩川。羊蹄山の東南側から流れ出し、春は大量の雪解水が流れてくるという。
ゆくゆくは尻別川へと合流する真狩川。合流する地点から見ると、羊蹄山のほうをぐるりと巡って流れてくるように感じるらしい。
川のせせらぎと緑につつまれた真狩河川公園。ここのもうひとつの目玉ともなるのが、細川たかし像。
熱唱する姿を再現し、公園に佇む町の英雄の像。
本来は台座にタッチすると歌声が流れてくるらしい。この日は(今年は?)、コロナの影響で歌声は流れないけれど。
マスクも外れるほどに熱唱している姿。訪ねた日は、ちょうど昼カラクラスターが騒がれだした頃。
ちなみに、天気がよければバックに羊蹄山のおおきな姿がデンとそびえるのだけれど、あいにくと雲の陰。
細川たかしの像は道の駅にもあるけれど、本体はこちらの河川公園の方らしい。道の駅にあるのはレプリカということだけれども、そのすがたはこんな感じ。
まちがえた。
こっちが、そのレプリカの姿。
博物館・記念館風味だけれども、細川たかしの存在自体、名前と唄が一致する人も減っていきそう。
「生ビ~ルがー」なんて、知っている世代はけっこう上になっちゃったね。
最近は髪型が話題になったりと、本業とはちょっと違うところで盛り上がったけれど。
真狩という羊蹄山の麓で育った町の英雄、有名人。
また、この公園にも歌声が流れる日が来るといいね。そしてマスクがいらなくなる日が来るといいね。
【場所】
【真狩村 真狩河川公園】
【訪問日:2020.08.16】