ダンボーと歩く北海道、と書き出そうとしたのだけれど、お出かけ日誌。10月の4日は上川町の層雲峡方面へと。体を休めようと思っていたけれど、来週はどこにも行けそうがないので、ドライブ旅。
【上川町 層雲峡黒岳ロープウェイ】
早朝だというのに、そこそこ人いっぱい。定員50名での運行なので、いつもより並ばざるをえない。
去年よりも2週間程度は紅葉の広がりが遅い感じがした層雲峡。温泉街に近いところはまだ緑がいっぱいだけれども、ちょっと登っていけば秋の色。
たぶんそうだよね。秋の色。
【上川町 層雲峡黒岳ロープウェイ山頂駅展望テラス】
去年はイスはなかったような気がするけれど、今年はイスというかベンチ的なものも設置されてた。階段歩いて登らなきゃいけないが、足腰の弱い方にはつらいところ。
黒岳方面よりも、温泉街方面をみおろす展望台。こうしてみると、まだ緑が強いのかな。
【上川町 層雲峡黒岳リフト】
日本の紅葉は黒岳からはじまるとも言われる山。山登りはできないけれど、途中までいってみたいななんて思って。去年は降雪で行けなかったので、銀泉台で泣きそうな思いをしたことも忘れて、途中まで歩こうと。
リフトで7合目付近まで。乗ってるあいだは寒いんだ。
ところどころに広がる、赤い絨毯のうえを走りながら。
黒岳が近づいてくるよ。
ときどき鈴の音が聞こえてくるのでなんだろうと思ってたら、リフトに乗らずに歩いている人たちだった。すごいね。このとき朝の9時前。何時から登り始めているんだろう。
リフトの山頂駅で悩むことしばし。でも行ってみよう。
なんか上のほう赤いし。途中までね。
【上川町 黒岳】
入山記録を書いて、ゆっくりお散歩開始。でも、カーブを3つも曲がれば、あっというまに息がゼイゼイ。そりゃあ、展望テラスに登っただけで息が上がってるもん。開始早々、後悔しながらの坂道のぼり。
写真を撮る余力もなくなりながら。もう休憩かねての写真撮り。
最初に「○合目」の標識が見えてきたときは「何だもう八合目なんだ」と軽く考えていたら「七合目」。スタート地点が七合目だと思い込んでたのでショック。
見下ろす世界には見とれちゃうけど。
息も絶え絶えになりながら、歩くこと休むこと繰り返しながら。
もうどのあたりで撮ったかもよく分からない、展望写真。
この岩を「さんちょー」といって終わらせたくなることもありながら。
何とか8合目。
とりあえず、まねき岩までいってみようか…
人が住んでいそうな雰囲気がない、山と森と。
もうちょっと、もうちょっとでまねき岩。これが見えてくると9合目。
引き返そうかと悩みながら、でもまねき岩もよく見えていないし、もうちょっと。
9合目まで来たらもうちょっとじゃん。じゃん。
いってみる。目指すは山頂。
見上げていたまねき岩も、見下ろす感じに。
こんな歩きやすい階段が続けばいいのだけれど、そんなことはない。僕にとっては「軽」じゃない登山。
だいぶ上まで来た。
【上川町 黒岳山頂】
最後に岩の急段差道を登っていくと、急に視界が広くなって。
ついたー。
思ってたよりもすごい。意味もなく修行をこなした後の達成感。
小学生くらいの子どもたちにも追い越され、明らかに年配の人たちにも追い抜かれ。それでもなんとか。9時ごろに登り始めて、着いたのは正午近く。往復3時間くらいと書いてあったけれど、片道で使い切ってしまった。
それでもそこから見る景色は、感動なのか達成感なのか爽快感なのかよく分からないけれど、すげー。写真で伝えられないけれど、すげー。
ここまで来ちゃったんだ。
まあ、下りるのも大変なんですけど…
そしてリフト。これは楽チン。
そして、ロープウェイ。
なにこの行列。帰りの待ち時間は考えてなかった… 立ったまま待つのがきつかった。
ロープウェイの窓越しに。どんどん紅葉が温泉街へと攻めてくる。
もうちょっとで色づき満開になりそう。
温泉街でご飯食べて移動しようと思っていたら「かなり時間かかるわー」だって。すでに5分くらい待ってたのに、もっと早く教えてほしかった…ｵﾅｶｽｲﾀ
【上川町 層雲峡神社】
温泉街の神社。念のためお参り。
今週は仕事きついし…うまくいきますよーに。筋肉痛がのこりませんよーに。
ご飯は結局コンビニで買ったパンをかじりながら。
【当麻町 マーブ】
道の駅に併設されているようなお店で。
2週間ほど前にもこのあたりに来たけれど、そのとき気になってしまったカレーやさん。昔からの洋食屋さんのカレーの雰囲気。おいしかった。
黒岳、雪も降ったみたいです。秋もどんどん南下していきます。
