ダンボーと歩く北海道。冬の厳しさが緩み始めた3月の下旬に訪れてみた美瑛町のクリスマスツリーの木。夕日を見る予定だったのが、別の場所でぼけっとながめてしまい、たどり着いたときはすでに夕日のない夕焼け時。
美瑛町の美馬牛方面丘陵地帯の中に佇む1本のトウヒの木。クリスマスツリーのようにも見えるということで名付けられた「クリスマスツリーの木」。
雪積もる冬の中でも葉を落とさずにたちそびえる一本木。
夕日の名所としても名高い場所。
とはいえ、夕日はもう丘の向こう。それでも大勢の人たちが集まって夕焼け時を眺めていた冬の美瑛。車を停める場所に悩むどころか、車でと通ることもちょっとコワかった雪道の美瑛。
残念ながら夕日は逃してしまったけれど、茜色の空とともに眺められたクリスマスツリーの木。
空の色が1日の終わりの始まりの終わりみたいな色合いで。
夏の暑い日の中にあえて冬の冷涼感。
不思議と、夏になると冬の寒さを思い出せなくなっちゃうから、気持ちだけでも涼しさを。
【場所】
【美瑛町 クリスマスツリーの木】
【訪問日:2020.03.21】