ダンボーとめぐり歩く北海道、10月の上旬に訪ねてみたのは上川町の層雲峡方面。秋紅葉の深まりし頃合に、日蔭に隠れてしまった時間帯になってしまったけれど、銀河トンネル出口付近に流れる小さな謎の滝を眺めに。
銀河トンネルと新大函トンネルの間にある駐車場に車を停めて、銀河トンネル方面へと歩いて戻ることしばし。
晴れていて崖の上のほうにはしっかりと日が当たっているんだけれども、道路の付近は見事なまでに日蔭。
こんな綺麗な崖を見上げながら、とぼとぼ歩くくらい路。ひんやりとした、豊平川沿いを通る銀河トンネル横の歩道(覆道)をひとりぼっち。
覆道なので、トンネルを走る車の音が聞こえるから寂しくないけれど、添えrが無ければ一人で歩くのはちょっとどきどきする、そんな道。
石狩川を眺めながら、川沿いを流れとともに下るように歩くこと数百メートル。
ちょうど覆道がトンネルへと変わる頃、石狩川の対岸に見えてくる小さな滝。
本当に滝なのかはちょっと悩むところもあるけれど、10mくらいの落差はありそうな水の流れ。
なんていう滝?
この滝の名前が不明でなんとも。
層雲峡にある「渓谷案内図」でみると、この滝はのある場所に書いてある名前は「ライマンの滝」。グーグルマップでも「ライマンの滝」の表示があるのがこの場所。
けれど「国土地理院」の地図を見ると、ライマンの滝はもっともっと奥へと歩いたところ。ネットで見ても、岩間の滝として扱われているところもあったりで、謎めいた滝。
へんなのー
国土地理院地図を見比べていると、昔と今とで滝の名前が入れ替わっているところもあるので、いろいろと混乱があるみたい。
ただ、この滝のある場所に名前が書かれていたことはなさそうなので、滝かどうかも不明な、名も無き銀河隧道脇の滝。
ほんとうのライマンの滝は、さらにさらに奥へと進んだところに潜む滝(たぶん)。
本物も行ってみたいよ
とてもとても行ってみたい気持ちはあるけれど、この歩道は小函遊歩道の名残道。この先はしっかりと、立入り禁止というか通行止め。
自然に帰り始めた道が続く。
もともとは銀河流星の滝方面へと歩いていけた遊歩道。
あんなでっかい石が突き刺さっている道。危険と隣り合わせの絶景が続いた道。
この場所ですら見上げてみれば、
高くそびえる崖のそば。
小函遊歩道は、こんな崖のすぐ下を通る道。かつては車も通っていた道。層雲峡の真髄が見られた道路。
そうはいっても、登山の人やアイスクライミングの人たちは、行ってるみたいだけれども。。。
いつかは復活することを夢見ながら、いまは安全に見られる滝の紹介だけで。
ばいばい
げんきでね
【場所】
【上川町 銀河トンネル横の小滝】
【訪問日:2019.10.06】