ダンボーと歩いて巡り周る北海道。とはいえ5月の上旬、緊急事態宣言の中。用事を済ませながら立ち寄ってみたのは室蘭市の陣屋新橋。もちろん観光名所なんてものではない、ただの橋。
室蘭インター線の一部を構成する陣屋新橋。人よんで赤い橋。赤い橋というと「血塗られた」的な文言が浮かぶけれど、そんなホラーなものではなくって。ただ単に横をはしる「幌萌大橋」からみると、橋が赤く塗られているからという。
さて、そんな陣屋新橋から見る景色。
JXの煙突と大黒島がかぶるように並び、はるか彼方には噴火湾向かいの、たぶん駒ケ岳。
桜とかがもっと咲いていたりするのかなと思ったけれど、案外そうでもなくって。
橋の下に流れる川は、小さなポンペケレオタ川。山(丘?)に囲まれた場所を通って室蘭港へと流れていく。
山の方も、春らしさを作り出そうと努力中な感じ。
もうワンテンポ、遅い時期の方がよかったかなと思いながら。というか、秋の紅葉の向こうに見える青い海なんて感じが、綺麗かもしれない。
ちなみにこの場所、かつてはJX夜景も遠くに見られる場所だった橋。
いまは街灯と煙突しか見ることができなくて、さみしいばかりだけれども。
陣屋新橋は白鳥大橋、そして高速につながる室蘭インター線の構築にあわせて、昭和の終わりごろから平成の初頭にかけて作られた長さ210mほどの赤い橋。
上から見る限り、高さも結構ありそうな橋。
ちなみに、この桜の木(桜だよね?)、地上から延びていてちょうど橋の欄干付近でお出迎えをするように咲いていた花。
途中まったく咲いていないのに、橋の欄干で咲くというのも、なんだか不思議。
ジオラマモードで撮ると、海から怪獣がやってきそうでもあったり。
そんなわけないじゃんね
ちなみに、上り下りともに橋を渡り終わったあたりに、車1台くらい停められそうな退避スペースがあるので、そちらを利用するのも手かと思います。橋の上の駐車はやめましょう。
【場所】
【室蘭市 陣屋新橋からの景色】
【訪問日:2020.05.05】