ダンボーと旅して歩く北海道。2019年の4月の下旬、地方選挙の賑やかな声を聞きながら訪ねてみたのは日本海沿いの島牧村。まだまだ冬の香りが残った時期の兜岩トンネル付近にて。
いままでにも何度か通っている兜岩トンネル付近。廃道・廃隧道が並ぶ追分ソーランライン、この付近もまた、荒々しい岩肌に向かって廃道が延びていく。
そしてきわめて特徴的な崖淵の岩の姿。
地図で見ると「瓦斯燈島」とか「ダルマ岩」と書かれている場所もあるみたいだけれど、どれが該当するのかはさっぱり分からず。「瓦斯燈島」なんて、何かしらの名前の由来がありそうだけれども、今のところまったく不明。
「兜岩トンネル」というくらいだから「兜岩」というのかと思っていたけれど、そんな名称は地図には無くって。でも、独特の形だよね。
新道の兜岩トンネル、そして左に続くのが棄てられた廃道。新道のガードレールの横、一段下がったように見えるのは廃道の名残。
兜岩トンネルの反対側、狩場トンネルのすぐ横に並んで走る廃道路線。
島牧村が面する海は日本海。そして、島牧村、寿都、岩内とつながっていき、積丹へとつながる蒼い海。
追分ソーランラインは乙部町から積丹・余市方面にかけて、数多くの廃道・廃隧道が並ぶ路。結果として失われてしまった(見ることのできななくなった)景観も数あれど、安全の確保と移動時間の短縮は、かなり図られたみたい。
ごろんと落ちてるブロックのような石、あれはどこから来たんだろう。かつては人々の生活を背負っていたこの路も、いまは御役御免の道。
なんだか、さみしいね
ちなみに別日。その前の9月に訪問したとき。
天気がよければ、蒼い海は変わらずで。
岩肌を緑が覆うと、ちょっと雰囲気がやわらかく。でも独特な岩の荒々しさは、いつ診ても変わらない。
ちなみにこの付近、兜岩トンネルの南側出口の付近は、名もなき滝も流れる場所。
駐車場は無いけれど、駐車できるスペースが山側の方にあるので、そちらを利用するのがよさそうで。
この付近、釣りの名所でもあるらしく、時期によっては人がけっこうやってくることもあるらしい。それ以外の目的でこの辺に車を停める人、ほとんどいない気がするけれど。
まだあそぶ?
かえるー
【場所】
【島牧村 瓦斯燈島付近】
【訪問日:2019.04.20他】