ダンボーと歩く北海道、6月に立ち寄ってみたのは神恵内村。かつては雄冬と並んで陸の孤島とも称されていたらしい神恵内村の海に浮かぶ窓岩。岩というには巨大な気がするけれど、ぽっかりと穴が開いた窓岩。
窓岩というと、せたな町の窓岩、乙部町の窓岩(壊れちゃってるけど)、上ノ国町の窓岩と日本海沿いの他の町にも有名どころはあるけれど、巨大さでは他と一線を画すのが神恵内村の窓岩。
1996年に国道229号線が開通するまでは陸の孤島とも称されることがあった神恵内村。かつては山道を通ってくるか、海岸線を延々と歩いてこないと見れなかったという神恵内の窓岩。
神恵内の中心部から積丹方面へと車を走らせることしばし、積丹が近づいてきたなあと言う頃に見えてくるのが海に浮かぶ大きな岩。岩というには巨大な岩。
中央付近に小さくはあるけれどぽっかりと穴の開く岩。
長い年月をかけて日本海の荒波と風にさらされ、いつしか自然に穴が開いたものだという。
岩に開く穴を見れる場所は限られていて、かなり南側の方。グーグルマップの窓岩駐車帯と記載されているあたり。
この付近から見ると、ジュウボウ岬、西の川原をバックに窓岩を眺めることになるけれど、独特な雰囲気の岩並に、日常とかけ離れた場所にいる気分になること間違いなし。
ちなみに穴の見える場所は岩からちょっと離れているので、岩に近づいた場所から見ようとすると、
穴の姿はまったく見えなくなっちゃうのがちょっと残念。「あんない展望公園」という展望所があるみたいだけれども、そこからも穴は見えないという感じ。
車通りもさほど多い場所ではないので、駐車帯に車を停めて眺めるのがよさそうな感じ。
それにしても、窓岩・ジュウボウ岬と続く光景は、見ごたえ有り。
オススメはされていないけれど、あの小屋のあるところまでは行けるらしい。
積丹にも程近く、海の色も積丹ブルーの香りを漂わせる海に浮かぶ窓岩。とても秘境感を感じさせてくれる光景と、予想以上に大きい窓岩に圧倒されるスポットです。
【場所】
【神恵内村 窓岩】
【訪問日:2019.06.08】