ミテミル イッテミル (北海道観光スポット巡り旅)

ダンボーを相棒に北海道のあちらこちらを巡る訪問記。観光スポットからB級スポットまでいろいろと。思い出したように書くため季節感がズレますが、ひっそりと続ける旅の備忘録。

函館市 異世界感あふれる柱状節理の日浦岬

 

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ダンボーと歩く北海道。2018年の8月の雨の日、薄暗い曇り空のもとで尋ねてみたのは函館市の恵山・戸井方面。日浦洞門などが並ぶ日浦海岸から戸井方面に向かう途中にあるのが日浦岬。

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 日浦岬のような小島のような先端に渡ると、そこにあるのが日浦岬灯台なんだけど。

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先端に渡る橋が立入り禁止。
日浦岬灯台はこちら側からでは、姿も形も気配すら見えず。
入ってもいいかなあと思いながらも、端が崩れたりしたら大変だし。そもそも暗いし、濡れてるし、どきどきしながら写真撮りにいってもなあ…ということで、素直に引き返し。

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気持ちだけ、橋を渡った気分だけで、おしまい。

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この日浦岬は柱状節理の岩肌と崖がこれでもかというくらいに並ぶ場所。橋を渡った先も柱状節理の岩で組まれた、得体の知れない悪鬼が潜んでいそうな場所。一説によるとオカルトスポットとしても有名らしい。
なんというかRPGの最終決算、橋を渡ってラスボスである魔の者との戦いに向かうそうな、そんな雰囲気のある佇まい。

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そして異世界に迷い込んだかのような、秘境感を体感できる場所。薄位いを越えた暗さだったのがちょっと残念だったけど。

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いまなお崩れ続けているような崖の岩。

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かなりの大きさの岩が転がっているところもあったり。

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たぶんいまも日々、剥がれ落ちて、崩れ落ちて。

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ちなみにこの向こうには、かつて道があった。昔は山を越える峠道しかなかったけれど、戸井から恵山方面を短時間で結ぶように1928年につくられた海岸道路。硬い岩が連なる海岸線を7つの隧道を掘りながら作られた日浦海岸道路。

日浦海岸を通る函館恵山線は旧道となっても廃道となることはなく、いまもまだ活躍しているけれど。こちらの日浦海岸道路は、日浦トンネルがつくられた後、あまりにも危険ということで1979年に棄てられた道。

f:id:shirokumapanda:20191219235251j:plain柱状節理の連なる崖下に沿って建設されていた日浦海岸道路は、いまは崩壊中。子の場所も、たぶん昔は道路。

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あのフェンスのところを、昔は車が通っていた。落石している場所も、かつての道路の上。
いま、この向こうに伸びていた道は、崩落と崩壊を重ねて、自然へと還っていく途中。
生活の要だった場所が、いまは不要となり、雨の風と雪に襲われながら、人工物から自然へと戻っていく最中。

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こちらの日浦岬の辺りは、日浦洞門や道南金剛のあたりよりも、自然な姿を見せてくれる柱状節理帯。
普段眼にしない光景は、まるで異世界に飛ばされた気分。あるいはどこかの星にワープした気分。
見にいく際には、崖そばには近づかないようご注意を。

なお、整備された駐車場はありませんが、日浦岬へ向かう道路の行き止まり付近は広めの場所になっていますので、お車はそちらへ。



【場所】

 

【函館市 日浦岬】

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【訪問日:2018.08.15】