ダンボーと歩きまわる北海道。4月の上旬に立ち寄ってみたのは岩内町。誰が呼んだか名付けたか、岩内町は北海道四大夜景の第4の地だという。
まだまだ4月の中ごろは、北海道は冬の名残が残る頃。
2018年の夜景サミットにおいて日本夜景遺産に選出された場所のひとつが岩内町の円山展望台。そこは岩内温泉の奥のほうに在る小高い場所で、岩内の街並みから対岸の泊村、そして積丹半島へと続く海岸線が眺められる場所。
展望台のすぐ近くまで車でのぼることも可能なようだけれども、道も狭いし街燈も一切無いので、ちょこっとだけ下目の広場に停めたほうがよさそうで。
5分も坂を上っていけば、円山展望台。
岩内の街を見下ろし、泊りから積丹方面を眺められる展望台。昼でも景色は美しそう。
泊村の原発の姿も、何とも凄みがありながら。
そんな景色を眺めながら、夜景になるのを待ってみる。
まだまだ春は遠い頃。夜の海風は冷たくって。
季節感をなめすぎていて、この日は防寒対策を怠っていて、ほんとうにきつくって。
暗くなるほどに、冷え込みがしみてくる。
四大夜景のひとつというわりには、この日は他に人もおらず。夜になり始めた小高い丘の上にぽつんと1人、寒空の下。
日が落ちて十分に夜景タイムに入っているはずなのに、意外に街並みの灯は賑わいを取り戻してくれなくて。札幌・小樽ならば夜景タイムに入っていそうなのに、人口が少ないからか、一気に広がる賑やかな夜景とは雰囲気が違うのか。
結局、冷え込みもきつくなってきて、手袋を持ってきてないことを後悔。写真や観光どころじゃなくなってきちゃって、この日は断念。
この日は、ちょこっとだけの夜景雰囲気。この時はもう、いろいろと限界で。
とはいえ、三大夜景と第四の夜景との間の格差は大きそうな印象。岩内町は都市部ではないので、北海道三大夜景と比較するのは趣の面から違うのかもしれないけれど。
ちなみにこの展望台、こぎれいに整備はされているものの、街灯や照明は一切ない場所。それでいて、小道は坂道で、ところどころに段差がかくれていたりしているので、暗くなってから行くならば懐中電灯は必須。スマホのライトだと、ちょっと不安になりそうな道なので、ご注意を。特に夜は人があまり来なさそうなので、転んで倒れたりしたら、朝になっても見つけてもらえないかもしれません。
【場所】
【岩内町 円山展望台】
【訪問日:2019.04.14】