ダンボーと旅する北海道の花巡り、5月の中旬にやってきたのは道東の遠軽町。秋には日本最大級ともされる1,000万本のコスモスが咲き乱れるという遠軽町の太陽の丘えんがる公園。そこで春に咲くのは芝桜。
太陽の丘えんがる公園はオホーツクの三大芝桜公園のひとつともされていて、大空町の東藻琴、滝上町の芝桜公園と肩を並べる芝桜の名所。前記2つと比べてしまうと、知名度としてはワンランク下のような感じはする。
けれども、丘の斜面を広く使った芝桜公園はなかなかの見ごたえがある風景で。
東藻琴・滝上が有料なのに比べて、こちらは駐車料金も含めて無料というのが何ともお得感(コスモスの季節になると有料に変わる)。
駐車場自体はがちがちに整備された駐車場というよりは、砂利敷きの空き地というかんじではあるけれど。そこに車を停めるともう、目の前に広がるのはゆるやかな丘の斜面に広がる芝桜。
ピンクから赤、赤から白と色が連なる芝桜の丘。
この日はほぼ夕暮れ時で、明るい太陽の下で光り輝く姿ではなかったけれども。
時期がうまく合えば桜と芝桜が両方同時に楽しめるともされている芝桜公園。そしてチューリップと芝桜の饗宴も楽しめるという芝桜公園。
たぶん意図的に植えられているぽつんぽつんと立ちすくむチューリップもかわいく見える。
どちらかというと、夕日よりも明るい太陽のほうが芝桜には似合いそうではある。
ちなみにこちらの公園は、町のボランティアの人たちの努力で整備されているという噂。そして、そういう人たちがつくりだす、先ほどのチューリップやタンポポのように、ちょっと遊び心を盛り込みながら整えられているお花畑。
坂道はものすごく急に見えてはいるけれど、実際に近づいてみると予想よりはなだらかで、東藻琴・滝上の芝桜公園と比べると巡り歩きやすい印象。
この太陽の丘の芝桜公園。夜になると、
ライトアップが始まる。期間限定的ではあるけれど、珍しい芝桜のライトアップ。
私が行ったときには、夕暮れ時よりも暗くなってからのほうが人が集まってきていた気がします。他ではあまり見かけない、夜の芝桜の光。
太陽の丘独特のアイディアかもしれない。
【場所】
【サイト】
【遠軽町 太陽の丘・芝桜公園】
【訪問日:2019.05.18】