秘境感の漂う茂津多岬の周辺となる兜岩トンネルの南口。独特な海岸線が続く追分ソーランラインが続く中、トンネルの南口出口の山側には一筋の滝がながれる。
廃道と廃隧道、そして新隧道がいろいろと並ぶ追分ソーランライン。兜岩トンネル南口の海側には奇岩と廃道が続き、山側には滝というか急な渓流というべきか、一筋の水のなかれがカーブを描きながら山の奥のほうから流れてくる。
奥のほうからゆるやかにカーブを描いて流れ落ちてくる滝。滝の脇の岩肌も、何かがあればすぐに崩れ落ちてしまいそうな雰囲気もある。
トンネルの南口を出てすぐのところの山側にトンネルの奥の山のほうから流れてきている感じではあるけれど、せたな町から島牧村に向かうときには気が付きそうではあるけれど、島牧村からせたな町に向かうときには、あまりにもトンネル出口すぐすぎて気がつかないこともありそうな雰囲気。
滝付近まで降りることも可能という記事を見かけたけれど、下手に歩くとゴロンと大きな石を崩してしまいそうで、怖くもある。
太さはそれほどある流れではないけれど、雪解けのシーズンだからか水流はそこそこに強そうで。
滝と反対側の海側を眺めれば、そこは奇岩と廃道がのびていく、うち棄てられた秘境感を感じ取ることができる風景が広がって。
小さいながらもそこそこに、独特な雰囲気を味わえる、そんな小さな見所スポット。
【場所】
【島牧村 兜岩トンネル南口の滝】
【訪問日:2019.04.20】