札幌の奥の奥に広がる定山渓温泉街。そこは雪深く白く埋もれる温泉街。雪灯路が開かれている日に、ついでに定山渓温泉街の街並みを雪景色を散策してみたとき。
この日は車ではなく、バスを使って札幌駅から定山渓温泉へと。バスの使い方とかは雪灯路のことを書くときに記載予定で。ちなみにこの日は普通の路線バスを使ってしまい、ものすごく後悔。
さて超満員のバスにゆらりゆられて1時間半。定山渓にたどり着いて、お散歩気分でぶらぶらと。すでに日が傾き始めてしまって、ちょっと予定外。
【足のふれあい太郎の湯】
バスで定山渓神社前で降りた場合、少しばかりいま来た道を戻っていく(札幌方面側)と、川側に見えてくるのが足のふれあい太郎の湯。定山渓温泉街にもいくつかの足湯があるけれど、ここもそのひとつ。温泉街からはちょっと離れているところだけれど、タオルの販売機なども設置されていて、イスとかも結構きれい。
冬のせいか、ひっそりとしているけれど、あったかさは変わらずで湯気がしっかりと立ち込めていて。
奥のほうでは、雪に埋まりかけている河童の像が。やっぱり定山渓はかっぱの街。
もう少し降り積もれば、完全に埋まりそうで。たぶん毎冬、一度は埋まっているんではなかろうか。それにしても、助けを求めて叫んでいるようにも見えてきたり。
ちょっと冷えたら、足湯に戻ってあたたまり。お湯につからなくても、周りの空気があったかく感じる。
屋根はあるけれど、ベンチは濡れていることがあるので、確認せずに座ると、後々大変になることも。
さて、その後は若干の坂道を登るようにして、豊平川をまたぐ橋のほうへ。
周りに積もる雪の高さが、やっぱりすごい。車道の雪はあまり残っていなかったけれど、このあたりは雪深い。
【定山渓大橋】
そんな坂道を登っていくとたどり着くのが定山渓大橋。下を流れる豊平川の始まりを、高いところから見下ろす橋。
けっこう高いところから眺める豊平川の上流。奥に見える建物の並びが定山渓温泉の中心部。
定山渓大橋を渡ったあたりで、左側に足を向けて温泉街方面へ。
温泉街の裏通りっぽさがあって、華やかさとか賑やかさとは縁遠い雰囲気で。華やかな場所を支えるひっそりとした安息所見たいな雰囲気が。
そうしてなだらかな坂、急な坂を下っていくと、温泉街の姿が見えてくる。
【足つぼの湯】
温泉街に入った感じがしてくると、見えてくるのが長寿と健康の「足つぼの湯」。こちらは温泉街に近いからか、結構なお客さんが。
奥にある青いビニールシート。その下には河童の像があるけれど。
雪から守るようにシートに覆われていて。さっきのふれあい太郎の河童が、なんとなくかわいそう。
ちなみにこちらもタオルの販売機はあるけれど、販売機そのものは岩戸観音堂の建物に設置中。ふれあい太郎に比べると、ちょっとこじんまりとした感じ。
【岩戸観音堂】
足つぼの湯の隣にあるのが岩戸観音堂。
コンクリートで囲まれたトンネル(洞窟)が続き、夏でも冷たく冷えた空気の漂う狭いトンネルを参拝できる(拝観料の寄付のお願いは行なわれています)。
仏像が狭く薄暗いトンネルの中に並んでいて、夜に入ると一種独特な雰囲気で。足音の反響も不可思議で、前に人がいると思ったらいなくて、逆に後ろから来たりとか。私の耳が悪いからか?
【噴水?とトトロ】
月見橋方面へと下っていくと、右側に見えてくるのが小さな温泉噴水。
ぼこぼこと吹き上がる温泉噴水(たぶん)。
そして、そこにあった、
トトロの雪だるま。これを書いている今は、溶けちゃっただろうな。
この場所、ストリートビューでは工事中のところで。けっこう最近出来た場所かも知れず。
噴水にあわせて、トトロのお祈りの真似(こんなんだったっけ?)。
お店の前にもかわいい雪だるま的な置物もあったりで。やっぱり雪国、ここは北国。
【月見橋】
二見吊橋方面は雪が深そうなのでパス。というか通れなさそうな気がしたのでパス。二見吊橋は奥のほうにあるはず。。。
定山渓はやっぱり河童の街。こちらは女性の河童。
両手を広げた独特ポーズ。抱きしめポーズかな。
冬なのに猫が、雪なのに猫が歩道で休憩中。もしかしてロードヒーティングがあったかいのかと思ったり。
そうしてたどり着いたのが定山渓源泉公園(つづく予定)
【場所】
【訪問日:2019.02.03】