日高町は海に面した町と山に囲まれた町。町村合併の際に、隣接していない門別町と日高町が合併してしまい、海に面した日高町と山に囲まれた日高町ができてしまった飛び地の町。
その山に囲まれた方の日高町の山腹に、冬のあいだだけ浮かび上がる樹木文字があるというので、覗きに。
場所がどこなのかも把握しないまま、とりあえずは道の駅へと思って。看板の上にいるのはリス?
どこにあるんだろうと思いながら、道の駅の入り口を背に振り向いてみたら、あっさりと目の前に。
あった。あまりにも簡単に見つかってしまった。
「ヒダカ」の「カ」の字がよく読み取れないけれど、ちゃんと浮かび上がってる。季節は3月。冬は冬で間違いないけど、この時期でもはっきりと。特に「ヒ」の字は簡単なせいか、より鮮明。
こうなると「カ」の字がよく見えるところがないかを探してみたくなる。
ちょっと角度を変えてみたり、場所を変えてみたり。
ヒダカの文字は人工的といえば人工的、自然といえば自然の力。ヒダカという文字が読めるように、山の中腹に植樹をして作られたものだという話。
見た感じ地味な感じはあるけれど、変に人工的なカラフルにつくるよりも、自然の中に溶け込んでいて、好印象な感じで。
冬のあいだに道の駅に寄ったり、付近を通る際にはチラっと見上げてみるのもよいのでは。
この日はザラメのような表層の雪が輝いてきた、春をそろそろ待ちわびる季節。
博物館は冬の土日は3時に閉まってしまい、中には入れず。展望台から見ると、もうちょっとはっきり見れたのかも。
なお、「ヒダカ」の文字は、道の駅の喫煙所のあたりにたって、道の駅の入り口を背にして立ってみると、正面の山の中腹に見えています。
【場所】
【日高町 山腹に浮かび上がる樹木文字】
【訪問日:2019.03.10】