占冠村トマムの星野リゾートにて開かれているアイスビレッジ。冬のあいだに生み出されるそこは、氷でつくられた氷と雪の青く冷えた村。
トマムリゾートの外観は、夕暮れ時の高速道路から見える4つのタワーの姿が、ものすごくかっこよくって。写真はないけど、見えたときは思わず感動。
さて、目指すはアイスビレッジ。トマムリゾート入り口から場所もよく分からないまま坂道を登っていく。
ウェブサイトには「日帰りの人はタワーのフロントへ」とあったので、タワーを目指して車を走らせる。そもそもタワーがどれなのかがよく分からないけれど、たぶんあのでっかいビルと思いながら(まあ、正解ではあった)。
タワーの入り口で案内している人に聞いてみたら、「もうひとつの駐車場に行ってください」と伝えられ、「もうひとつって、どこ」「向こうのほうです」「向こうといわれても、どっち?」「もどって右です」。。。
初めて行く身で、なおかつよく分かっていない私にとっては、やさしく説明されてもさっぱりわからずで。わかりにくいと思いながら、暗くなりかけてよく分からない道を逆戻り。
とりあえず戻りながら、それらしき場所を探して走らせること数分。迷子になりながら、もしかしたら入っちゃいけないところを走りながら(バス専用レーンとか)、水の教会の駐車場へ。
こちらに来るのが正解で、ビュッフェとかがある建物の正面玄関から中に入って、左のほうへ行くとアイスビレッジの入場券の券売機と看板が(大人1人500円)。
このあたりに来ると、暖房が切られているのか、ものすごく冷気が漂ってきて。建物の中なのにものすごくヒンヤリ。ここから階段を下りていくと、降りていくほどに冷えてくる。寒いというより、冷えてくる。
下まで行くと今度は外へ。しばらく歩くと見えてくるのがアイスビレッジのゲート。坂道でもあって、ものすごく滑りやすい。
ゲートの前で、先ほど買った入場券を係りの人へと。
門というか、氷で出来た壁と看板。
これをくぐって、またしばらく歩く。なぜだか分からないけれど、進めば進むほど、冷え込んでくる。
硝子玉のイルミネーション回廊や青い回廊を歩いていく。
見上げればそこは星空。「あれがオリオン座だよ。」は何のせりふだったっけ。
青の回廊の坂道を登りきったところが、アイスビレッジの全景が見れる丘。
スケートリンクの向こうに見えるのが、氷で出来た冷たい村。
青と白を基調にした、冷たい冷たい氷の世界。
それでもスケートリンクはとけちゃっているのか閉鎖中で。
村の中は、いくつかの施設があって。
氷の教会。
氷のホテル。
(トイレ、どうするんだろ...)
氷のバー。
イスもテーブルも氷。青い光がまた、冷気をさそっていて(飲まなくても中には入れます)。
氷のGao(?)
よく分からなかったけど、たぶんいろんな体験が出来る場所。氷のシャボン玉とかが作れるみたいだけど、眺めるだけにしてしまった。
氷のショップにおいてあった凍りづけの花の館(これ自体は売り物ではなく)。
服なんかも凍りづけにされていたりもしたけれど(なぜ?)。
とけかけたリンクは何ともさみしくって。
狭いビレッジ内は、なんだかんだで人がいっぱいで。ものすごく滑る場所もあって、ちょっと足元に注意しながら散策。
氷のカフェもまた、いろんなものが氷で出来ていて。
かき氷を売っているけど、誰が喰うんだ食べるんだと、疑問に感じたり。
そんな場所で頼んでみたのは、アイスミルク。ただの牛乳だけど、氷のグラスにちょこっとはいって500円(!)。
たぶん価値があるのはグラスのほう。牛乳をストローで混ぜていると、牛乳がほんのりシャーベット状になっていったり。気温が低いと、もっとすごいことになりそうで(この日は-4度くらい)。ん
こちらもイスもテーブルも氷細工で、硝子とは一味違う光の反射感。
マシュマロ焼きにもチャレンジしてみながら。
さすがにこちらは、ふつうの炭火。けれども気温が低いせいか、焼けるまでの時間がちょっとかかる。
アイスグラス、持ち帰りたいけど、溶けるだけなのよね。
もったいないけど、記念写真が精一杯。
このアイスビレッジは2019年は3/14まで(これを書いてる日だ...)。まあ、来年の参考のために。
【場所】(「水の教会」に向かって、駐車場は「水の教会駐車場」へ)
【サイト】
【占冠村 トマムリゾートのアイスビレッジ】
【訪問日:2019.03.10】