3月ともなると春の始まりだけれども、まだ続いているホワイトイルミネーション。メインの会場は終わってしまったけれど、まだ続いている会場もあって、そのひとつが旧道庁赤レンガ庁舎前のアカプライルミネーション。
旧道庁の赤レンガ庁舎をバックに、北海道に存在する最古の街路樹となるアカプラのイチョウ並木に、光のイルミネーションが音楽とともに色を変えながら通りを彩る。
赤レンガ庁舎に続く道が街路樹の光のアーチのように囲まれて。
雪と氷と水に反射するイルミネーションの光は、赤レンガに続く色を変える絨毯のようでもあり。
そしてその向こうには、ライトアップが施された赤レンガ庁舎が夜に浮かびあがって。
氷の上に浮かんた水が滑りやすいけれど、スケートリンクのようになってしまった輝く床を歩いてみる。
あたりには冬を越えてしまった紅葉の残り香も、垣間見えて。
ツルツルテカテカな道を、ゆっくり歩く。ゆっくり滑る。
赤レンガ庁舎前の庭は21:00まで入場できて(庭は入場無料)。
振り向いてみれば、輝くイルミネーションの街路。
周りのビルの明かりもまぶしいけれど。色合いの違いが浮かび上がってみてると楽しい。
道庁の赤レンガもまた、夜の黒に浮かび上がって。
建物の前までは行くことが可能(夜は中には入れず)。
何度も見てる建物だけど雰囲気がよくって。そういえば、むかし「赤レンガ庁舎の幽霊」なんて噂もあったような、なかったような。
ライトアップの光はかなり強くって。夜でもあたるところは明るくって。
やっぱりいまはまだ冬で。雪もときどき舞い落ちる。
来た道を戻りながら、改めてみるイルミネーション。
雪のせいか、向こうのほうが霞がかっているように見えていて。灯が自然と優しくなって。
青、赤、白と変わり続けるイルミネーション。これが見れるのは2019年は3月14日まで。氷がとけきっちゃう前に見たほうが、光の絨毯感を味わえそう。
イルミネーションは22:00まで点灯中。
でも赤レンガ庁舎のライトアップは21:00にはバツンと消えちゃう。
せっかくならば、ライトアップ時間中の21:00までに見たほうがよさそうで。
【場所】
【札幌市 アカプライルミネーション】
【訪問日:2019.03.03】