せたな町の海沿いを走る追分ソーランラインは、数々の奇岩と断崖が連なる道。
マンモス岩からもうちょっと北側に行ったところ。そこに立っているのがタヌキ。
とは言っても、岩でできたタヌキ岩。
ぼおっと陸地のほうを向いて立ってる一個の岩。ぷっくり膨れたおなかを突き出し。山のほうを向いて立っているその姿。
これが、かのタヌキ岩。
佇むその姿はさみしそうでもあり、憂いを帯びているようでもあり。タヌキという陽気な印象がないけれど、おなかに注目すればやっぱりそれはタヌキ腹。
奇岩ロードに並ぶ岩の中では、あまり有名ではないほうのタヌキ岩。でも看板はしっかりと立っていて。
駐車場はないので、マンモス岩の岩陰に車を停めて、ちょこっと歩くのがよいのかも。
ここはせたなの奇岩ロード。奇岩と断崖と隧道と、そして海には岩礁と。そんな景色が続く道。
【場所】
【せたな町 奇岩タヌキ岩】
【訪問日:2018.07.21】