たぶん松前町の道の駅の周辺あたり。この日は、ある場所へ行くのを目的としていたけれど、太陽がもうすっかり沈みそうな勢いで。
きれいだったし、この辺を目的地にしようかなと思いながら。
海の向こうに見えるのは、たぶん大島小島。たぶん、少し前にどこぞの亡命者が上陸していた島のような気がする。
このあたりままだ道の駅よりもすこし西側のほう。沈みかけた太陽のまぶしさを感じながら、ここを目的地にしようかどうかを迷いながら。名もなきこの場所が目的地でいいのかと悩みながら。きれいならいいじゃんとかひよる気持ちもありながら...
どうしようね。
優柔不断鳴りに出した結論は「行けるとこまで行ってみよう」のひと言。車を走らせながら、道の駅に到着。
もうかなりやばい感じ。半分山に消えかけてる。悲しいことに、道の駅ももう閉まってる。しかも、ここから夕日を見ても、海に消える夕日じゃない...。きれいなのはきれいだけれども。
本当に行きたいのはあっちのほう。まにあうかどうか、この後バックミラーの確認にいそがしくなりながら、車を南の方へと走らせる。岬の方へと走らせる。
大体こんなところで悩んでるくらいなら、先に進めばいいのに...とは、後から感じるよくあること。たぶんこれからも、同じようなことを感じ続けるんだろうね。
【松前町 どっかの海岸で見た夕日】
【松前町 道の駅の駐車場から見かけた夕日】
【2018.09.01】