室蘭市にある、昔からのお蕎麦屋さん「小がね」。どことなく昭和の香りを残し続ける味わいのお店。室蘭市内数店舗あるけれど、今回は室蘭市輪西町の「小がね」へ。
お店の前は、輪西グリーンモール。冬場はミニサイズのイルミネーションで飾られるところ。
駐車場がせまっ苦しくて、こすりそうでちょっとコワくて。様子を見て自信がなければ、近くの「ツルハ」の駐車場なんかにちょこんと停めるのが吉。
お店に入ると、店内はこあがり席とイス席と。イス席は、テーブルのイスの高さのバランスがちょっと悪くて、個人的には苦手気味。
さて。お蕎麦屋さんではあるけれど、名物はなぜか「カツどん」。
カツ丼セットにするとお蕎麦がついてくるけれど、量が多くなりすぎるので、この日はカツ丼のみで。
ちなみに「小がね」のカツ丼は、ご飯とカツが別皿でやってくる。
別皿とはいえ、こんな雰囲気で。暖めながらやってくる。
ダンボーと暖房的な。
ふたを開けると、
ぐつぐつと煮られるカツのお皿。カツ丼というよりは、カツ鍋定食。
他の店舗はお皿で出てくるようだけど、このお店はぐつぐつ煮込みのカツ鍋ごはん。
こちらのカツは、今風のやわらかトンカツ風味ではなく、昭和の名残を感じる歯ごたえもしっかりしているトンカツで(カタイというわけではなくて)。昔ながらのトンカツ風味で、昭和の中ごろから続き続けている味わい。
カツの煮汁もたっぷりで、しみこむ味もおいしくて。量もたっぷり、あじわいたっぷり。蓋を開ける瞬間のわくわく感もたっぷりで。
今風のトンカツを楽しみにいくとがっかりするけれど、そこにこだわりがなければ、おいしく食べられるお店。
【場所】
【サイト(食べログ)】
【室蘭市 小がね 輪西店のカツ丼】
【訪問日:2019.02.09】