10月の大沼。これを書いている2月のいまは白く凍っていそうな雰囲気だけれども、10月はまだ紅葉季節の最終期。くすんだ感触なのは、すでに夜が始まりかけた時間だからだったり。
明るい時間に大沼の小島巡りをしてみる予定が、ちょっと寄り道して戻ってみたら、もう空はすっかり夕焼けを過ぎて夕暮れ時。
ちょこっと不安を感じながらも、大沼の小島めぐりへと出発。
橋を通って小島に渡り、そして橋を通ってまた小島へ。
暗くなっていく空の色に不安を感じながら、小島と湖畔をめぐってみながら。
まだまだ樹木の紅葉は感じられる程度の暗さ。まだまだ大丈夫、大丈夫。
大丈夫と思っているうちにも、どんどん空は暗くなっていくなか。
湖畔の砂浜に出られるところがあったので、湖畔の水際へ。大沼とはいいながらも、そこは湖。ウトナイ湖よりも湖っぽい雰囲気。
池のように静かな湖畔の水面の水平線をぼおっと眺めていたり。
じつはこの段階、すでに足元が危ないぐらいの薄暗さ。紅葉の色合いもあせて、渋めの秋景色。
そうだね。ぼくもおんなじ気持ち。
さて、帰ろうか。
と歩き出してみたものの、なんというか迷子状態。どっちにいけば帰れるのかが、よく分からない。
通った道を戻ったつもりが、さっきはなかった橋にたどり着いちゃったり。
急にきれいな場所にたどり着いてしまったり。暗いけど。
夕焼け時に歩いてみたら、もっとずっときれいだっただろうにと。
なんて、ほんとにちょっと迷子になりながら。暗くなった小島をめぐりめぐる。でも、たぶん、同じような場所をぐるぐる、ぐるぐる。
しばらくして出発地点にたどり着いたら、もう真っ暗に程近く。
マップは持っていきましょう。暗くなると、よく分からなくなります。そこまで迷うほどではないにしても、とくに一人で歩くと、心細いです...
そんな感じで夜の大沼ともお別れで。
それにしても左側の函館のキャラ、あちこちに進出している気がする。
こちらは駅横の観光案内所にて。ウシくんはキャラの仲間じゃなかったみたいで。
【場所】
【七飯町 夕暮れ時の大沼小島にて】
【訪問日:2018.10.27】