函館市の古部。そこに流れる古部大滝は海に直接流れ落ちる40mほどの滝。弧を描くように流れ落ちるその姿は、なかなかすごそう。
鹿部方面から海沿いの恵山国道を椴法華方面に向かう道。狭い滝の沢トンネルと、長い銚子トンネルのあいだにある、ほんのちょっとの距離の覆道。その海が見える覆道の路肩に車を停めて外に出る。
椴法華方面に目をやると、
ものすごく興味がわくけれど...入っちゃいけなそうな道。
振り返って鹿部方面に目を向けると、
海に面した覆道の向こう側、崖から海の方へと向かって落ち出る水の流れ。
覆道沿い、トンネル沿いに滝の方へと向かってみる。
歩きやすいのは道路だけれども、飛ばしてくる車がちょっとこわい。たぶん、歩いていたら運転手もびっくりする。
車道からちょっと外れた歩道的な細いアスファルト道をゆっくりと。覆道の外に出て緑の上を歩いても特に問題はなさそうだけど、この日の雨にぬれた草の上は、あまり歩きたくなくて。
覆道が隧道へと変わる頃。
かなり滝が近づく。
そこまでいくと、覆道横の歩けそうな草っ原もなくなって、海の岩場に近づいて。
それにしても、隧道うえの岩崖は、崩れて落ちてきそうな迫り出しかたで。
このあたりが気楽に近づける限界点。ここまで近づいても、海に直接落ちる様子は伺えず。ちょうど岩場の影に隠れてしまっていて。
もっと近づくには、ところどころぽっかりと穴の開いたコンクリート斜面を注意しながら歩いていって、波に濡れるのを覚悟して、崩れそうな岩場を歩いていく必要が。
行ってみたくもあるけれど、今回はここまでだね。この場所からでも、轟々と落ちる姿の迫力を感じられる滝。
さて、古部大滝を見に車でいった場合、駐車は小型車2台分が縦列駐車するくらいの、ほんとうに道路脇の路肩。後続車に注意しながら、そして通行の妨げにならないように注意が必要です。トンネル出入口の直前なので、けっこう危ない。場合によってはいちど素通りして戻る必要があるかも。グーグルマップのストリートビューでの予習が必要かも。
観光地となっても不思議じゃないような滝だけれども、そんな雰囲気は感じられず。崖崩れや落石も多そうで、そのあたりも難しいのかな。
この滝も、いつの日か見れなくなっちゃうかもしれないね。
【場所】
【函館市 古部大滝】
【訪問日:2018.08.15】